ポートマフィア五大幹部が1人、マフィア屈指の異能者で重力遣いの中原中也。
その直轄の部下は首領の義理の娘、驚異的な身体能力と幼少期から仕込まれた暗殺術で戦果を挙げる、通り名黒の騎士と呼ばれ恐れられる存在。
騎士と言えば礼儀正しく高潔で忠誠心が高いイメージだろうか。
だが、彼女は礼儀正しさや高潔さの欠片も無く独断専行や戦場で主を殺しに掛かる背信行為の数々。
だがそれでも尚中也やマフィアが彼女を切り捨てないのは1度命令が下されれば誰よりも早く的確に目的を達する力があるから。
「命令だ、敵将の首を取れ。だが死なずに帰ってこい。」
「はーい。ご命令のままに、必ずや生きて敵将の首を持って参りましょう。」
それを人はある種の忠誠心と呼ぶだろう。
そんな自由な騎士とその主、そして周囲を取り巻く人物との物語。
「中也さん、どうかこの命が尽きるまで貴方の側で貴方を守らせて下さい。」
「舐めんな、手前が守るんじゃねぇ。俺が手前を守るんだ。好きな女ぐらい自分で守れなくてどうすんだ。」
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作者名:両儀 蛍 | 作者ホームページ:http:https://twitter.com/kei_rixyougi
作成日時:2018年2月11日 17時