【Ｈ×Ｈ】最弱の私がこんな世界で生きていけるわけがない。〈2〉

56話 ページ7

〜そして最終試験前〜

ネテロside



さて、にしても10名とは、例年と比べてちと多すぎるかの？



ま、いっか☆





ｱﾅｳﾝｽ[次、77番。来てください。]





ふむ。次は77番．．．あの時の賢いちょ〜美少女じゃの。



ま、胸があればもっと最高じゃがの。





ﾀｯﾀｯﾀ．．．


ﾄﾝﾄﾝｯ





来たようじゃの





ﾈﾃﾛ｢入ってよいぞ｣


ｶﾞﾁｬ



『し、失礼します！』





ﾈﾃﾛ｢まぁそんなに畏まりなさんな。ま、ちょっとした質問じゃよ。みんなにしておるのじゃ。｣





『よかった。なるほどーーー。
何を質問するんです？』





ﾈﾃﾛ｢まだ、ハンター試験は残っとるんじゃが、その前にちとアンケートを取ろうと思ってのぅ。｣





『次で終わりますか？？？』





ﾈﾃﾛ｢そのつもりじゃよ。｣





『やったーーーー！！』





ﾈﾃﾛ｢これこれ。まだ合格したわけではないのじゃぞ？｣





『あそっか。うえーーん』←





．．．良い意味で感情豊かとでも言っておくかの．．．。





ﾈﾃﾛ｢さて、本題の質問じゃが．．．まず、なぜハンターになりたいのかの？｣





『はい。えっと、正直、最初ハンター試験に来たのはママが．．．あっ、ママっていうのは私のママなんですけど。そのママに試験に放り込まれただけだったんですけど．．．』





ﾈﾃﾛ｢けど．．．？｣





『メンチさんやブハラさんを見て、グルメハンターもいいなって思ったし、弱くて誰かを守れないなら、植物関係を研究してせめて治療できるような人にもなりたいなって思いました。』





なるほど。ハンターになれば信用もあるし、危険区域内の植物等も研究できるじゃろうの。





それにしても、この嬢ちゃんも試験で大分変わりおったのう。





ﾈﾃﾛ｢ふむ。では次に、今残ってる受験者の中で最も注目している者は？｣





『ゴンとキルア！すごいんですよ！幼いのに．．．！』





ﾈﾃﾛ｢ほぅ。では最後に、絶対に戦いたくない受験生は？｣





『えっ．．．と、できればみんなと戦いたくないですけど、強いて言うならヒソカさんとい((ギタラクルさんとは．．．死んじゃいますので．．．。』





ﾈﾃﾛ｢なるほど。これでおわりじゃ。時間をとって悪かったの。｣





『ありがとうございました。』





そう言えばこの嬢ちゃんも、色んな受験生から”戦いたくない”と言われとったの。



面白くなってきそうじゃ．．．☆

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