検索窓
今日:1 hit、昨日:6 hit、合計:127,358 hit

66 ページ16

-SEVENTEEN Woozi side-



WZ「え、俺?」

「そう、明日向かってくれ」


昨日、突然マネージャーに呼ばれたと思えばSMに向かってくれなんて言われた。いつもこの人は言うのがギリギリなんだから、と思いながら事務所まで送ってもらう。

会議室に通されて、そわそわしながら待っていると、入ってきたのはEXOのエジョンさんだった。


「ごめんね、ここまで来てもらっちゃって」

WZ「…いえ、大丈夫です」


大丈夫だけど、そもそも俺とエジョンさんは何ら絡みがない。ミンギュとは少し会話する仲らしいけど。なんでいきなり?


「ウジくんにお願いがあって呼んだの。今produce101ってやってるでしょう?知ってる?」

WZ「はい、勿論知ってます」


俺たちの事務所からも何人か出てるし、エジョンさんも曲を提供している。俺たちもあの曲はいつも聴いて踊ったりしてる。


「そこからデビューするグループのラストの曲を作ることになったんだけど、それの作曲をウジくんに頼みたくて」

WZ「え…俺ですか?」


突然の話に頭の中はプチパニックを起こす。


「SEVENTEENの曲よく聴かせてもらうんだけど、ウジくんの曲がすごく好きで、ウジくんの曲に合わせて歌詞書きたいなあって思ったの。どうかな?忙しいと思うし…無理にとは言わないけど…」

WZ「やります、やらせてください」


こんな機会滅多にない。エジョンさんの曲は俺もよく聴いている(ミンギュに聴かされてから聴くようになった)。エジョンさんとコラボ出来る時が来るなんて。


「はぁ、よかったぁ〜」


そう言って安堵の表情を浮かべるエジョンさん。その表情にはパフォーマンスの時とは全く違う魅力がある、というか。

本当に女の子か?と思っていたこともあったけど、こうして見るとやっぱり女の子なんだな、なんて思う。


「じゃあ、これからよろしくお願いします」

WZ「こちらこそお願いします」


連絡先を交換して、詳細を話し合いして、思ったよりもすぐに終わった。ミンギュが言うには日本でドラマの撮影をしているから忙しいのだという。


WZ「…皆には黙っとこ」

特にミンギュには。そう心に決めて事務所を後にした。

67→←65



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (78 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
619人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

空歌(プロフ) - 74のお話、お兄ちゃんの生まれ年が1883年になってます〜 (2018年7月19日 23時) (レス) id: 88f7d7e50e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆーりんご | 作成日時:2018年5月15日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。