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「はい、どうぞ」
BH「マジで美味そうじゃん」
CY「Aってこんなに料理作れたの?」
JD「うまいよ、これ」
BH「ヤー、ジョンデ何もう食べてんだ!」
あと1週間もしないうちにコンサートだっていうのに、私の宿舎で呑気にご飯を食べているこの3人。
CY「にしてもここ一人で使ってるんでしょー、広い!ずるい!」
「とは言っても私ほとんど作業室に引き篭もってるし」
BH「作業室?」
「あ、」
やば、その話してないんだった。
JD「そういやこの間昼間に荷物取りに来たらAの宿舎に作業着の人が出入りしてたなぁ」
3人がじーっと私の方を見てくる。何故こうも私は口を滑らせてしまうのか。
「私、前からだけど楽曲制作もしてるの。先生が宿舎に作っていいよって言ってくれたから」
CY「聞いてないんだけどー!!」
「初めて言った」
BH「まさかとは思うけど、俺らの曲なんか作ってたりする?」
「…ふふっ」
BH「吐け!今すぐ吐け!」
ぎゃーぎゃーと騒ぎ立てるベッキョン。私の胸ぐらを掴む勢いだ。
「ピーターパンと初雪は作曲に参加した。次のアルバムのHURTは両方やったし〜、その次のウィンターアルバムにも歌詞は出したかな」
ぽかーん、と開いた口が塞がらない状態の3人。練習生の頃に作ったピーターパンの曲や、日本に帰ってからも定期的に作って送っていた。まさか採用されるとは思ってなかったけど。
CY「いつの間に?」
BH「日本にいるあいだに?」
「そう。帰ってきてからも一人で練習だしね〜」
JD「Aってタフだよね」
ちょっとやってみたら?って言われて、やってみたら出来ちゃったんだ。
「エジョンで出してたのに気付かなかったの?」
BH「嘘だ!」
3人して携帯で調べ始める。うわ…というベッキョンの声と共に3人が改めて私の方を見る。
BH「A様、いや、エジョン様。一生ついていきます」
JD「おみそれ致しました」
CY「尊敬します」
……なんなのこの人達。
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ゆーりんご(プロフ) - 華雪さん» ありがとうございます!これからもよろしくお願いします^_^ (2018年5月16日 10時) (レス) id: c60f280b6e (このIDを非表示/違反報告)
ゆーりんご(プロフ) - まめ太さん» ありがとうございます!!続編もよろしくお願いします〜 (2018年5月16日 10時) (レス) id: c60f280b6e (このIDを非表示/違反報告)
華雪(プロフ) - すごく面白かったです(o^^o)更新楽しみにしてます! (2018年5月10日 23時) (レス) id: 7283c08e2d (このIDを非表示/違反報告)
まめ太 - わぁ、待ってました!とても面白かったので嬉しいです!! (2018年3月8日 1時) (レス) id: aef95dad1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆーりんご | 作成日時:2018年2月3日 18時