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『それじゃあ行ってきます。』
加州「留守番よろしく〜。」
そう言い加州を側に置き、ゲートをくぐった。
いつもと違うのは、腰に三日月宗近、鶴丸国永、小烏丸を佩刀している事。私がいない間、ブラック本丸から受け入れた同位体の皆様が三振りを攻撃した事から、彼等は本体に戻ってもらい私から直接霊力を注ぐ事になった。
加州「ねえ主、もう主が審神者って事話したんだからそのぶれざーってやつ着なくていいんじゃないの？」
『入る時に凝視されるのが嫌なのよ。』
加州「……俺侍らせて三日月宗近たち佩刀してるくせにそれ言う？注目どころじゃないでしょ。」
『三日月宗近様方は仕方ないでしょう。それにあなたはいいのよ、私の自慢の刀だもの。見せびらかして何が悪いの？』
加州「…っへへ、俺ってば愛されてる〜！」
『愛してるのよ。』
そう言い門をくぐった。
＊＊＊
加州「ほら〜、やっぱり注目浴びてんじゃん。」
『まあいいじゃない、注目を浴びるのは慣れてるわ。』
加州「俺は俺だけの主を見て欲しくないの〜！」
『あらあら、加州は我儘ねぇ。』
加州「そう育てたのは主のくせに…。」
そう言い頬を膨らませたので頭を撫でてやると、ヘラリと笑い桜が舞った。本当に素直な良い子。
教室に着いたので扉を開け中に入る。
「Aさん……もう、来ないのかと思いましたわ。」
『おはようございます百さん。私はあなた方に全てを話しました、故にその事を知った遡行軍があなた方を狙ってくるかもしれません。』
「狙ってくるって……俺ら死ぬって事か！？」
『その解釈でよろしいです、切島さん。』
そう言えば教室にいた生徒が騒めき始めた。
『怖いですか？』
「は？」
『死ぬのが怖いですか？』
「あ、当たり前だろ！？死ぬ事が怖くねー奴なんかいねーよ！！」
『ですが、ヒーローも言ってしまえば運が悪ければすぐに殉職するような職業ですよね？その様な職業を目指してここに居ますのに…何故怖がるのですか？』
そう言い首を傾げれば皆さんは目を見開いた。
……何か変な事言ったでしょうか？
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狐ねぇ - とっても素敵な作品です！何度も読み返してしまいます♪無理をなさらない程度に更新していただきたいです！楽しみに待っていますね♪ (2021年7月31日 16時) (
レス) id: 7b7b6482b0 (このIDを非表示/違反報告)
のん - とてもいい作品ですね！見入っちゃいました！更新楽しみに待ってます頑張ってください(*´ω`*) (2020年5月20日 14時) (レス) id: cc61122175 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - 更新楽しみにしてます。頑張ってください (2020年2月4日 22時) (レス) id: d5a0d81ae4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - ( ´∀｀ )b (2020年1月6日 16時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
@ - めっちゃっっ面白いです！でも、早く続きが読みたいです (2019年4月1日 15時) (レス) id: 2da2df1e9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる
| 作成日時：2019年3月9日 12時
