2 ページ28
.
薬研「大将、寺子屋には行かなくていいのか?」
『私の本職は審神者。こちらを優先するに決まっているでしょう?でもそうね…昼餉を食べ終わったら行こうかしら。』
薬研「おっ、じゃあ午前は暇か。なら兄弟たちと遊んでやってくれや。最近、大将と遊べないと嘆いていたからな。」
『そうなの?…ごめんなさいね、放ったらかしにしてしまって。』
薬研「何言ってんだ大将。大将が俺たちの事を想ってくれてるのはここにいる全員知ってるさ。」
そう言うと薬研はにっこりと笑い、いつもお疲れさん、と私の頭を撫でた。それに笑って返すと薬研は手を振って出て行った。
薬研が去って行ったと同時に、パソコンからピコンと音が鳴った。政府からのメールだった。
『_______これは…。』
それは、今日起こりうる事が示されていた。
***
メールを読み終え返事を出した後、自室を出て縁側を歩く。きゃーきゃーと短刀と脇差たちが遊ぶ声が聞こえる。
秋田「あっ!主君!一緒に遊びましょう!」
そう秋田に言われた。その声に反応したのか、遊んでいた短刀たちが私の周りに集まってきた。
乱「あるじさんも遊ぼう!」
平野「ですが主君はお忙しいのでは…。」
信濃「少しくらいいいよね?大将!」
博多「偶には構ってくれんといかんばい!」
今剣「いっしょにあそびましょう!」
愛染「主さん遊ぼうぜ!」
鯰尾「そうですよー。最近はずっと向こうに行ってるじゃないですかー。偶には俺たちとも遊んで下さい!」
骨喰「兄弟、我儘はいけない。」
『あらあら、なら私も混ぜてもらってもいいかしら?』
そう言うと皆は笑って、私の手を引いた。
372人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユリ(プロフ) - 続き気になります。更新頑張ってください (2019年3月2日 19時) (レス) id: 2e6c718a02 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 面白いです。続きどんどんしてください。頑張ってください (2019年2月6日 13時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
アイ。(プロフ) - 新作待ってました!!更新頑張ってください!! (2019年2月3日 10時) (レス) id: b23522634a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:はる | 作成日時:2019年2月2日 22時