９ ページ26
.
厠で着替えを済ませて更衣室に向かい鞄を取る。後はSHRで解散。
「Aちゃん。一緒に帰りましょう。」
『梅雨さん。申し訳ありません。この後私用がある為ご一緒出来ません。』
「そう…。なら、校門まで一緒に行きましょう。」
『まあ…それくらいなら。』
そう言うと梅雨さんはケロケロと笑い鞄を持って私たちは教室を後にした。
「梅雨ちゃんとAー！」
「私たちも一緒に帰ってもいいかなー？」
「三奈ちゃん、透ちゃん、もちろんよ。」
御三方の後ろをゆっくりと歩く。すると梅雨さんがこっちを振り返った。
「Aちゃん、私気になる事があれば何でも聞いちゃうの。どうしてあんな事言ったの？」
『…？ 何か変な事を仰いましたか？』
「言ったよー！…A、結構厳しいんだね。なーんかさ！心にストンと落ちたよ。改めて、私ヒーローになりたいと思ったよ。皆を救けるヒーローにね！」
そう言い芦戸さんは笑った。
＊＊＊
校門が近づいて来た時、何やら校門の向こうに人だかりができていた。
……この神気…もしかして、
『…何をしているの。三日月、一期、長谷部。』
三日月「おお！やっと見つけたぞ。ああすまんな、連れが来たんで離れてくれ。」
三日月が此方に来ようとしたので急いで駆け寄る。ここは学生証がないと壁が出てきてしまうらしい。何でも「雄英バリアー」とかなんとか…？
『どうしてここにいるの？長谷部、あなた本丸を抜けて何をしているの。』
長谷部「申し訳ありません！しかし…三日月が、どうしてもと聞かず…。」
『一期、あなたも何をしているの。三日月を止める事も出来た筈でしょう。』
一期「申し訳ございません。しかし…私にはどうしようもなくて…。」
三日月「それよりも見てくれ主。このたーとるねっくという装束はいいなぁ。乱と加州が選んでくれたのだがどうだ？似合っておるか？」
『とてもよく似合っているわ。…それより、帰るわよ。どうしてここに来たのか、本丸でじっくり話しましょう。』
…ああ、つい置いてきてしまった。
『それでは皆様、また明日。』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 372人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユリ(プロフ) - 続き気になります。更新頑張ってください (2019年3月2日 19時) (
レス) id: 2e6c718a02 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 面白いです。続きどんどんしてください。頑張ってください (2019年2月6日 13時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
アイ。(プロフ) - 新作待ってました!!更新頑張ってください!! (2019年2月3日 10時) (レス) id: b23522634a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はる
| 作成日時：2019年2月2日 22時
