５ ページ17
.
『ルイ・アストロニア、これは一体どう言う事かしら？あなたの部下はきちんと躾がなっていないようね。』
「申し訳ありませんAさん。まさか少し外している時にあなたがやって来るとは思わなかったです。」
この人を離しなさい。
そうルイ・アストロニアさん(長いからルイさんでいっか)が言うとすぐに私から手を離した。
「大丈夫でしょうか、お嬢様。」
『ええ。ああいけない、肌が赤くなってしまったわ。』
「それはいけません。今日はこれくらいにして明日にまた行く事を提案いたします。」
『私に二度手間をしろと言うのかしら？これくらい放っておけばすぐに治るわ。』
そう言うと伸二さんは後ろに下がった。ので、話を始める。
『さて、店長はあなた…という事でいいかしら？』
「はい。僕がこの店の店長、ルイ・アストロニアでございます。本日はどうされましたか？」
『別に？ただこの店を見にきただけよ。あと店長と話したかったから来たのだけれど……この店は随分と客に無礼を働くそうね。』
「申し訳ございません。先日、敵が強盗が入ったので店員は少し敏感になっているのです。無礼を働いたのは謝りますし、それなりの慰謝料も払いましょう。」
『生憎、金には困ってないの。……さて、ここからが本題よ。』
ルイ・アストロニア、
『あなたはここで店を続ける事を許可します。』
そう言うとルイさんは何のことかよくわからないのか頭に"？"を浮かべた。
『この店は訳嶋財閥が投資したと調べがついてるわ。前訳嶋財閥当主の訳嶋雅人は私の父なの。でも事故で亡くなってしまったから今の当主はこの私、訳嶋Aってわけ。』
「へ？えーと、少しお待ち下さい。…訳嶋雅人様はあなたのお父上で、お亡くなりになって、今の当主があなたと……？」
『えぇ。今は両親が契約した店を回って私と再契約させているところなの。それにしても…よかったわね、ここの店長があなたで。私が態々手間をかけて助けたあなたじゃなきゃ、こんな客を粗末に扱う店なんて即刻潰しているところだったわ。』
そう言い笑った。
ふん、当たり前だよ！だって、お客様は神様なんだぞ！？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1238人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ののいろ系女子 - おっ？続編？...待ってました！45話過ぎた辺りからもうちょいかな？とは思ってたんです！いやホントに続編楽しみにしてます！ (2018年12月19日 17時) (
レス) id: 8fb3eabd58 (このIDを非表示/違反報告)
Aika(プロフ) - めっちゃ面白いです!!更新無理しない程度に頑張って下さいd('∀'*) (2018年12月19日 7時) (レス) id: 1fcd01f37b (このIDを非表示/違反報告)
zut（ジット）(プロフ) - 前コメントした「りお」です！コメ返しありがとうございます！一番最初でめっちゃうれしいです！続編楽しみに待ってます！！！！ (2018年12月18日 21時) (レス) id: a768d99ede (このIDを非表示/違反報告)
犬田(プロフ) - オリキャラも魅力的で大好きです…！！！続編待ってます！頑張って下さい！ (2018年12月18日 12時) (レス) id: 4889f7f66e (このIDを非表示/違反報告)
晴明(プロフ) - いつも楽しみにしてます！ジンさんに似てるのすごいカッコイイ。続編楽しみにしてます！ (2018年12月18日 1時) (レス) id: 7c8004c578 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はる
| 作成日時：2018年11月16日 23時
