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『どうしてあの時救けてくれなかったの？
ヒーローって困ってる人を救けるお仕事なんじゃないの？
あの時救けてくれなかったのは…目の前に大きな事件があったからなんだよね？知ってるよ、私。大きな会社の社長さんが人質になってたんだよね。お金を渡さないと家族を殺すって脅されてたんだよね。
全部知ってるの。
そこにたくさんのヒーローや警察がいた事も、すぐにオールマイトが来て事件を解決した事も、全部ぜーんぶ知ってるの。
私を救けてくれなかったのは興味がなかったからなんだよね？目の前の事しか見えてなかったからなんだよね？私なんかを救けても利益は無いと思ったからなんだよね？
全部、全部、ぜーんぶ知ってるの。』
手の中のナイフで遊びながらそう言うA。
Aの足元で這い蹲り逃げようとする男を踏みつける。ぐりぐりと肩を踏むと男はあまりの痛さに叫び声を上げた。
すぐにヒーローは捕まえようとしたが、男の喉元にナイフを構えた。
『近づいたらこの男殺すよ？
んふふ…ヒーローってしんどいねぇ…こーんな事するだけで動かなくなるんだからサ。』
そう言い男の髪の毛を掴み、ス、とナイフで首を傷つける。皮が切れ血が少し流れた。
『ほんとはね？ほんとはね？このおじさん私と同じような目に合わせてから殺そうと思ったの。
いっぱい殴って、蹴って、ソッチ系の男捕まえておじさん犯して、一気に殺さずゆっくーり苦痛の顔を見て殺そうと思ったの。
でもね、私優しいからね、即死させてあげようと思ったの。痛いのは嫌だよね？苦しいのは嫌だよね？辛いのは嫌だよね？
私が一番その感情知ってるからね、一思いに殺してあげようと思ったの。
……でも、ヒーローと警察が来たから、もうそんな事できないねぇ。』
そう言いナイフを滑らせ頬を切る。
「ひッ…！ご、ごめんなさ…い…！も、もう許して、！」
『聞こえないなー？そこにいるヒーローや警察達にも聞こえるように言ってくれなきゃダメだよねー！何について謝ってるのかなー！？』
「し、知らぬフリして…ご、めんなさい…！おれ、おれが、悪かった…！！」
『それだけじゃないよねー？ほら！言ってみなよ！おじさんはー！私にぃー！何をしたのかなー！？』
「＿＿
あなたを、犯して…ッ、中に…出しました…！！」
その発言に、聞いてる者は驚いた。
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イロハ(プロフ) - めっちゃ泣きました！こういう物語すごく好きなのでみいってしまいました！ (2022年8月26日 23時) (
レス) @page49 id: 679b71b669 (このIDを非表示/違反報告)
璃徒 - やばい、感動しかないです。涙でそうになりました…！ (2022年1月28日 21時) (レス) @page49 id: 19b3aa7f76 (このIDを非表示/違反報告)
リア - 夢小説でこんなにのは初めてです！とても感動したし、見ていて涙が出ました。素晴らしい作品をありがとうございます！ (2020年10月21日 0時) (レス) id: 1bb79351ab (このIDを非表示/違反報告)
そあ - 久しぶりに夢小説で泣きました。面白かったです。ありがとうございます。 (2020年4月27日 21時) (レス) id: 50fe801646 (このIDを非表示/違反報告)
over the rain - 泣いちゃいました。最高です (2019年11月4日 16時) (レス) id: a4bab14be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる
| 作成日時：2018年7月21日 23時
