時透無一郎の親戚は恋柱の継子です【鬼滅の刃】【時透無一郎】【甘露寺蜜璃】

時の流れ　弐拾捌 ページ29

カナヲは素早かった。

まぁ前回戦った胡蝶さんよりはあれだけど、カナヲは一撃一撃が強くない。

ならまだいける。


取り敢えずカナヲからの攻撃を交わす。

どんどんと後ろに退きながら攻撃を交わす。



「あれ？あいつさっきから避けてばっかじゃね」

「うむ、攻撃手段が無いのか？」

(あああ〜どうしようどうしよう！囲炉裏ちゃん負けちゃう〜)




避けまくって壁辺り、縦に切り込んでたカナヲは、横に斬り込む構えをする。

後ろは壁。









さぁ皆さんこんなときどうしますか？

正解はですね〜、






横に斬り込むカナヲ。

その瞬間、





ふわっ



カナヲの身長より高く飛び、ひらりと宙を舞い着地。

カナヲの横の斬り込みは私の髪に当たった。

そしてまだ後ろを向いてるカナヲは、振り返りもう一撃を繰り返そうとしたが、カナヲの首には私の刀が有るため、彼女はもう動けまい。




「勝者！時季囲炉裏！」



私の勝ち。


「勝ちましたよ！甘ろぐえ」

「囲炉裏ちゃ〜ん！！」



甘露寺さんに抱かれた。

嬉しい←でも力強い。でも尊いしそんなところも大好き←


あっまって、伊黒さん滅茶苦茶睨んでる。

やだ怖い←けどこれは継ぐ子の特権だからね。


傍から見れば、甘露寺さんを挟んで私と伊黒さんが睨み合ってたと。やだなぁそんな事するわけないじゃん。

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