*辞めたい私と辞めさせたい僕ら* ２

にじゅうよんわ ページ6

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｢ねぇ、アンタ｣



教室に帰る途中、声をかけられた

一緒に居たひなたには『先に帰ってて』と合図し、私はその人と廊下で2人きりになった




確かこの人は、真緒センパイと同じクラスの、朔間凛月センパイだった気がする




『なぁに？』




凛月｢アンタ、随分と佐藤に嫌われてるようだけど なんかしたの？｣


別にやった覚えは無いけど…



『したと言えばしたし、してないと言えばしてないかなぁ』


凛月｢なにそれ｣



うん、そういう反応になるよね

わかるわかる




『真緒センパイに頼まれて、この前Tricksterのプロデュースしたんだけど 終わった直後に嫌われたよねぇ〜』


凛月｢余計気になるんだけど、って言うかアンタプロデュース出来んの？｣



まぁ、酷い。
噂に流されて、私を無能だと思ってるだなんて〜



『あんず先輩より出来るッス』


凛月｢へぇ、凄い自身じゃん。今度Knightsでプロデュースしてよ｣


なんだか馬鹿にされてる気がするんだけど。

ニマニマと笑ってなんかムカつくーー…




『今私忙しいんだよね、2winkの事で手がいっぱいだから』


新しいダンスの振り付けも、対決に向けての新衣装も曲も作らなきゃだしなぁ




凛月｢そう言えば、プロデュース対決だっけ？ま〜くん達とするんでしょ？良くやるよね、めんどくさそう｣



ま〜くん？

真緒センパイの事か？




『気が向いたら見に来てよ、凛月センパイ

2winkの成長にビックリさせてあげるから♪』




凛月｢ふーん…気が向いたらね｣





そう言うと、凛月センパイは私の頭をポンと撫でて教室の方へ帰って行った




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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



潮田ちゃんへの 質問コーナー！！！


本編主人公の潮田ちゃんへの質問を募集しますよ！！


集まり次第、どーんっと潮田ちゃん本人が答えちゃうよっ


『え、かなりめんどくさ…なんでこんなことするの？』



理由は簡単、第2章に突入したからです♪



『うわ単純…って言うか、やるなら初めからやりなよ』


ごめんね、忘れてたの





『………と、言うわけで質問を募集するっスよ！なんでも答えてやるからどんどん質問くださーい！！』

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