98話 ページ18
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side 稲森
大谷「だ、だ、だだだ大丈夫!?葵ちゃん!!」
神門「あ、葵さん…っ!!」
いち早く、我に返ったマネージャーの2人が葵に駆け寄る
灰崎 ヒロト「「ア゛イ゛ツ゛!!!!」」
既に子文くんが出ていったドアに向かって怒りを露わにして叫ぶ灰崎とヒロト
『…はぁ、びっくりした』
不動「当の被害者は、結構ふつーみてぇだけど」
ジャージに手を突っ込んだ不動さんが葵に歩み寄る
『普通…って言うか、頬へのキスはされ慣れてるっていうか なんというか…』
万作「され慣れてるのか…」
稲森「葵 大人だ…!!」
『まぁ、頬へのキス1つで そんなに騒ぐことではないでしょうし…』
坂野上「な、な、何言ってるんですか!!」
一星「葵、お前はもう少し男に危機感を覚えなさい…」
ヒロト「お前、負けたらアイツの女になるんだぞ!?」
灰崎「どういうことか 分かって言ってんのか!!?」
「そうだ!!」
「そうだぞ!!!」
「危機感無さすぎですよ!!」
灰崎とヒロトの声に 賛同するように、次々に葵をせめたてる
負けたら…か
『……みなさん、馬鹿ですか?』
「「は…?」」
今まで、あっけらかんとしていた葵が
真っ黒なオーラを纏って 怒りを露にした
稲森「あ、葵…サン?」
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キア(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください! (2019年10月11日 21時) (レス) id: c785cd048e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:潮田 さとう | 作成日時:2019年9月26日 22時