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晃一side ページ37

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嘘やって、誰か言うて欲しかった。


でも本来いう立場なのは看守である俺の他ない。






だけど、これは現実で。





嘘やない。







晃「…佑亮っ、ごめんなぁっ…」




倒れている身体を起こして、きつく抱きしめた。


キツすぎるくらい、苦しすぎるくらいに。







晃「俺が死ねばよかったんやっ…!」








あの時俺が、佑亮を守っていれば撃たれなくてすんだのに。






罠と気づいていれば佑亮は…。









稜「晃一が死んだら、俺らはどうなるんだよ!!」






稜雅の怒鳴り声が耳に響いた。


普段、あまり怒らず冷静に物事を解決する稜雅やったから驚いた。









稜「晃一が決めたんじゃん、俺らの願いを叶えるって!!」



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稜雅side→←祐基side



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作者名:かえ。 | 作成日時:2017年10月19日 16時

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