今日:3 hit、昨日:6 hit、合計:20,811 hit
小｜中｜大
佑亮side ページ34
.
祐「やっと、出れたっ…。」
一面壁だった世界は一歩出てみると全然違かった。
ビルがあって家があって花がいっぱい咲いてて。
拓「もう、ここまでくればきっと大丈夫だ。」
僕たちは本当に解放されたんだ。
暗闇から光へと向かえたんだ。
みんなちゃんと笑ってる。
嬉しそうだ。
海「……佑亮？」
ここまでこれたけど、もうダメみたい。
支えられていた身体からは力が全て抜け、ズルズルと床に吸い込まれていくようだった。
晃「佑亮！！」
身体に力が入らない。
みんなの顔もぼやけて見える。
多分もう僕は、このまま何もしなくても死んじゃうんだきっと。
それなら。
太「何やってるん…佑亮！」
僕の願いはみんなで笑えること。
もう今、叶ったよ。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 71人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かえ。 | 作成日時：2017年10月19日 16時
