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海side ページ28
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脱走とか何考えてんだかわからないけど。
でも、ずっとここから出たかったのは間違いないし、解放されるならもうなんでもいい。
死なない限り、出られないと思ってたから、正直嬉しいし。
稜「成功するかな。」
拓「何だかんだ言って、まあ、大丈夫なんじゃない。」
海「あいつなら、きっと。」
どんな事になったって、多分、あいつがきっと何とかしてくれる。
俺らはあいつを信用してる。
だから、俺らも何かあったら、あいつの手助けくらいはしてやらねーと。
割に合わないし。
俺らが助けてもらってばっかじゃ。
稜「ほんと何者なのかわかんないけど、救世主だわ。」
俺らに無かったものを与えてくれた奴。
俺らに変化をくれた奴。
全部晃一のおかげだ。
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作者名：かえ。 | 作成日時：2017年10月19日 16時
