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『やっぱりバレーシューズ買った方がいいかな?あと膝サポも』
赤葦「バリバリやる気じゃん」
『いや、だって体育館シューズめちゃくちゃ動きにくいんだよ?それに木兎先輩たまに変なところ打ってくるからスライディングしたいんだよね』
前と同じく赤葦君に送って貰ってます。ありがてぇありがてぇ
赤葦「ほんとに部活入る気ない?」
『いやー臨時マネぐらいはやりたいね、他校のイケメンさん拝みたい。あ、木葉先輩ってイケメンじゃない?』
赤葦「あー…顔整ってるね」
『ね〜。彼女コロコロ変えてそう』
赤葦「そんな噂聞いたことないけど」
『まぁ彼女よりバレー優先しそうだし、「彼女とバレーどっちが大事なのよ!」って言われてそう。普通にバレーに決まってるじゃんってねw』
赤葦「うん」
『赤葦君彼女いないの?』
赤葦「いたら流石に蒼井さんと帰らないよ」
『だよね』
赤葦「蒼井さんは?」
『同学年に私と話してくれる人赤葦君しかいないけど』
赤葦「あぁそうだった…」
『というか、なんか変な噂流れてるでしょ。バレバレだっつーの』
赤葦「なんか聞いたことはある」
『なんか他校の不良ボコボコにしたり』
赤葦「そんな力絶対無い」
『女の子を精神的に傷つけたりして不登校にさせたって』
赤葦「ありそう」
『そんな真剣な顔しないで。むしろやられた側なんだけど』
赤葦「え、そうなの?」
『うんうん。ほんとにクラスの女子と合わなくてさ、その子の性格悪すぎて目の前で悪口言ってくるの。そりゃあ私だって人間ですから?メンタルくる訳で』
赤葦「でも蒼井さんってしっかり言うタイプだよね」
『別に間違ったこと言ってないと思うんだけどな…まぁこれは解釈違いだからなんともならん』
赤葦「女子って案外すぐ傷つくからね、言葉には気を付けなよ」
『実は気をつけてるつもりなんだよねこれ』
赤葦「そ、そうなんだ…」
『去年よりは断然平和!!ほんとに!!』
信じて〜!!って顔をしてるのに流されるのほんとに赤葦君だ。赤葦君って感じする。流石。
『あ、じゃあまた明日。GWの予定教えてくれれば部活お邪魔するよ』
赤葦「あ、じゃあLINE交換」
『おっけ〜』
ひっさしぶりに誰かとふるふるした…お互いありがとうとお礼をして別れる。
いやぁ相変わらず優しいなぁ赤葦君は
やはりかっこいい人と個人で話してると楽しいけど嫌でも優越感に浸っちゃうの良くないな。気をつけなきゃ
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ゆん(プロフ) - 更新楽しみに待ってます☺️ (2022年2月18日 18時) (レス) id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)
hina hihoho2(プロフ) - コメント失礼します。雀田かおるじゃなくてかおりです…。この作品好きなのでこれからも更新応援してます! (2019年7月31日 9時) (レス) id: 54a67b7290 (このIDを非表示/違反報告)
あやか - バレーシューズはバッシュとは別物です…バスケのシューズがバッシュです… (2019年7月29日 6時) (レス) id: 8b3d747d68 (このIDを非表示/違反報告)
Maria - このお話凄く面白いです更新楽しみにしてます頑張ってください (2019年7月23日 6時) (レス) id: e320265211 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Sa | 作成日時:2019年7月16日 0時