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「蒼井さん」

私が呼ばれた感じがして、パチッと目を開ける。
そこには赤葦君がいた。
赤葦君って屋上くるタイプなんだ…とか適当に思いながらも

『赤葦君。あ、起こしてくれてありがとう』

赤葦「え?うん、え?ずっとここで寝てたの?」

『そうだよ』

赤葦「あ、そうなんだ…」

なんでちょっと引いてんの…!?!?え…?私不味いこと言ったか…??

「あかーし!どうしたー!?!?」

とこっちに向かってきた…え…??髪の毛凄いな…どうなってんだ…??え…??

赤葦「ちょ、食べながら来ないでください」

木兎「だってあかーしここからずっと固まってたし!!なんか困ったのかなって!!」

赤葦「困ってはないですよ。驚いただけです」

木兎「そうか!!で、この子は!?」

ぐっと首をこちらに向けてくる髪の毛の凄い人の目は、まるで梟のようにぎらついていた。
別に怖いとは思わなかったけど、ここまで梟に似てるとは思わなかったな

『赤葦君のクラスメイトです…えっと…』

木兎「おおそうか!!あかーしのクラスメイトか!!俺は木兎 光太郎!!バレー部の主将だ!!」

お、おう、ボクト先輩…かな…??にしても、バレー部って事は…

『赤葦君はバレー部なんだ』

赤葦「まぁ、」

木兎「あかーしはバレー部の副主将なんだぞ!!」

赤葦「なんであんたが自慢してるんですか」

ほ、ほえ〜凄いな…

赤葦「そういや蒼井さん昼ご飯無いんですか?」

え、あ、今昼ごはんの時間???ま???

『無い…ね…』

赤葦「パン1個まだ食べてないんであげましょうか?」

『え、いいの…?』

赤葦「うん、余分でいつも買ってるし」

『ひゃ〜初対面なのに優しいね…』

木兎「え!?!?2人初対面なのか!?!?」

赤葦「まぁ、クラスで隣の席の人なんで名前しか知らないですけど」

まさかここでサボってるとは思わなかったと呟く赤葦君

『私そんないい子じゃないけど』

赤葦「まぁそら、始業式前に急に屋上行って寝るとかいい子とかの次元じゃないと思う」

あ、意外と冷たい

『でも、それでもこうやって話しかけてくれる赤葦君は優しいんだね』

そう言って貰った焼きそばパンを食べてると、

木兎「そうだろー!?!?あかーしは優しいからな!」

と木兎さんがすかさず自慢してくるのはなんでだ?なんだ?あなた達付き合ってるんですか??夫婦ですか??

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ゆん(プロフ) - 更新楽しみに待ってます☺️ (2022年2月18日 18時) (レス) id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)
hina hihoho2(プロフ) - コメント失礼します。雀田かおるじゃなくてかおりです…。この作品好きなのでこれからも更新応援してます! (2019年7月31日 9時) (レス) id: 54a67b7290 (このIDを非表示/違反報告)
あやか - バレーシューズはバッシュとは別物です…バスケのシューズがバッシュです… (2019年7月29日 6時) (レス) id: 8b3d747d68 (このIDを非表示/違反報告)
Maria - このお話凄く面白いです更新楽しみにしてます頑張ってください (2019年7月23日 6時) (レス) id: e320265211 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Sa | 作成日時:2019年7月16日 0時

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