おはぎ柱の継子が可愛い件について2

88話「受け継がれる想い。」 ページ40

煉獄「そして、桜風少女。」


『っ...ｸﾞｽｯ...はい...』


煉獄「そんなに泣くな。俺が不死川に怒られてしまうではないか。君のことを誰よりも一番に大切に思っているのは不死川だ。不死川と末永く幸せにな。そして、君に待機命令を出した理由は竈門少年達と同じだ。まだまだ柱として未熟な君にはまだまだ伸びしろはある。だから、俺よりももっと強くなり、そして、あいつや無惨を倒してくれ。君の兄や姉のことを知りたいのならもしかしたらお館様や不死川なら知っているかもしれない。本当に知りたいのならば聞いてみるといい。桜風少女、竈門少年達やみんなを支えて、時には支えられて強くなれ。」


『っ...はいっ...！！私強くなって無惨に、猗窩座にとどめをさしますっ...！！っ...うわぁぁぁぁんっ...！』


善逸「汽車が脱線する時...煉獄さんがいっぱい技を出しててさ車両の被害を最小限にとどめてくれたんだよな。死んじゃうなんてそんな...本当に上弦の鬼来たのか？」


『うん...』


善逸「何で来んだよ上弦なんか...そんな強いの？そんなさぁ...」


炭治郎「うん...悔しいなぁ何か一つできるようになってもまたすぐ目の前に分厚い壁があるんだ。凄い人はもっとずっと先の所で戦っているのに俺はまだそこに行けないこんな所でつまずいてるような俺は、俺は...煉獄さんみたいになれるのかなぁ...」


『そんなの私だってだよ...柱なのに...炭治郎達の上官なのに怪我させないって約束したのに炭治郎に怪我させて、煉獄さんは死んでしまって...兄達は鬼になったとか伝えられてこんなのってないよね...』


伊之助「弱気なこと言ってんじゃねぇ！！なれるかなれねぇかなんてくだらねぇこと言うんじゃねぇ！！信じると言われたならそれに応えること以外考えんじゃねぇ！！死んだ生き物は土に還るだけなんだよ。べそべそしたって戻ってきやしねぇんだよ！！悔しくてもなくんじゃねえどんなに惨めでも恥ずかしくても生きてかなきゃならねえんだぞ」


善逸「お前も泣いてるじゃん。かぶり物からあふれるくらい涙出てるし」


伊之助「俺は泣いてねぇ！！こっちに来い修行だ！！」


『っ...ｸﾞｽｯ...そうだね！！おい！炭治郎よ！禰豆子ちゃんが心配をしてるだろ！！禰豆子ちゃん心配させるとか兄として失格だよ？？』


善逸「そうだぞ！！」

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