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side.A
赤石「マ……マ……佐野君!

俺……3番隊の特攻やってます,赤石っす」

誰だか分からないが赤石っていう人がマイキーにそう声をかける。

が,マイキーは見向きもせず通り過ぎた。

ドラケン「邪魔…マイキーは興味ねー奴とは喋んねーんだよ」

赤石「あ……す,すみません……」

マイキーは真っ直ぐと歩く。

武道「あ…え?」

足元がふらつく武道を俺は支えてやった。

まぁ無理もないか。
さっきの清正ってやつとはオーラが違うもんな。
今までの”脅威(清正)”が一瞬にしてやられたもんな。

そんな俺たちをお構い無しにマイキーは腹を抱えて倒れている清正の上を踏みこっちへ歩いてくる。

……やべっ。

俺は咄嗟に武道を支えてる手をするりと取り,少し距離を置くように離れた。

後でポテチ奢ってやろう。

武道「あっ……」

武道は尻もちをついて倒れる。
マイキーは武道の前に立ち,倒れた瞬間それに合わせるようにしてマイキーもしゃがむ。


マイキー「オマエ名前は?」

武道「は……花垣武道」

マイキー「……そっか。タケミっち」

武道「へ?」


ドラケン「マイキーがそう言うんだからそうだろ?

タケミっち」

武道「へ?」


……ふふ。

こりゃあ完全に気に入られたな。”タケミっち”。


マイキー「オマエ本当に中学生?

タケミっち,今日から俺のダチ!!なっ♡」

武道「へ!?」


うん。
良い友達ができたな,武道。

武道の友達ができる瞬間を見届けた俺は逃げようと思い足を後ろに引いた。


が,後ろに進めず,なにかにぶつかった。

後ろを見ると

ドラケン「逃げようとすんなよ,お兄さん?」

ドラケンが俺の肩を掴んでいた。

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ラッコさん - 再更新めちゃくちゃ嬉しい!これからも無理せずがんばってください (6月21日 12時) (レス) @page30 id: 42eaf23ea6 (このIDを非表示/違反報告)
乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します!男主の愛されってあんまりないので嬉しいです!愛されいいですよね!私も小説書いてるのですが絶対愛され&逆ハー(恋愛的の)にしてます!東リベのキャラみんなかっこよくて可愛いから一人に絞れないです!無理せずに頑張ってくださいね! (2023年3月17日 8時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
つばさ - とても面白いです!更新頑張ってください (2023年3月9日 22時) (レス) @page29 id: 6a1bf8c6ff (このIDを非表示/違反報告)
rina - 続き気になる!更新頑張れ! (2022年12月10日 23時) (レス) @page27 id: 265817b150 (このIDを非表示/違反報告)
mzhama(プロフ) - 初めまして、男主小説楽しませてもらってます。チート過ぎて最高です!!更新楽しみにしています。寒くなってきましたので、お体に気をつけて下さい。 (2022年11月2日 6時) (レス) @page24 id: ef4e2691e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モブK | 作成日時:2022年6月4日 17時

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