口実 ころんくん ページ5
貴方サイド
昼休み(教室)
こ「ねぇAちょっと付き合ってもらいたいんだけど」
『う、ん?』
いきなりころんくんが話しかけてきた
こ「友達が来週誕生日でさ、でも何買えばいいのか分からなくて一緒に来てくんない?」
『私じゃなくて、男の子の友達の方がいいと思うよ?』
正直、急にそんなことを言われてびっくりした
それに自分のセンスに自信はない
こ「いや、Aならいいの選んでくれそうだし」
『そんな事ないよ?』
こ「あーもうっ!いいから!!」
痺れを切らしたのか強引に連行されることになった
ーーーーーーーーーー
当日 (ころんサイド)
男は待ち合わせの少し前に行くべきだよな
よし!頑張れ僕!
スマホの時間をチラチラ確認しながらAを待つ
来ないなぁ、まだ5分前だから?ドタキャンとか...
僕がどんどん心配になってる時、後ろからぽんと肩に手をおかれた
『ごめんね?待たせちゃった?』
こ「いや、大丈夫」
行こ、なんてちょっとかっこつけて歩く
『これとかどう?』
こ「ん〜似合わなさそう」
『じゃあ、これ!』
こ「実用性重視だね...ダサイ」
『ダっ!?ダサイ...かなぁ』
見回ってるとあっという間に時間が経っていてもうお昼
こ「ご飯どうする?」
『えっ?あ、もうそんな時間...』
こ「じゃああそこ行こ」
女子ってあんまりがっつくイメージないからドーナツ屋さんにしてみた
『美味しいっ!』
こ「チョコ、ついてる」
指摘をすると恥ずかしそうに頬を拭う
でも取れてない
はぁ、
こ「ここ」
僕がAの口元についているチョコを取って舐めるとさっきよりも顔を赤くした
『へぁっ...』
恥ずかしがってる
そんなとこを見て可愛いなんて思う
ご飯を食べ終わってまた探し、夕方になった
『ごめんね?決まらなくて...』
こ「あ〜別にいいよ?」
『なんで?お誕生日っ!』
マジ?
気付いてなかった感じ?
嘘だろ、
こ「僕さ〜こう見えて実は結構センスいいんだ〜」
『えっ?じゃあ、なんで今日私にっ...』
こ「はぁ...口実だよ」
Aはキョトンとしてる
こ「ちょっとでもAと...Aの隣にいたかったから」
こ「ねぇ、次からはさ、彼女として僕の隣歩いてよ」
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りる(プロフ) - しのさん» わぁぁ!!コメント、リクエストありがとうございます!Rですか!書いてみます! (2021年4月4日 17時) (レス) id: 17a2b4e3fb (このIDを非表示/違反報告)
しの - いつも楽しく読ませて頂いてます!急なリクエストなんですが、ちょこらびと少しRめなイチャイチャ(?)しているのが読みたいです!主さんの書き方大好きです!これからも頑張って下さい!! (2021年4月4日 16時) (レス) id: 662aafdf3b (このIDを非表示/違反報告)
りる(プロフ) - みつばさん» リクエストありがとうございます!素敵ですね書かせて頂きます! (2021年3月12日 6時) (レス) id: 17a2b4e3fb (このIDを非表示/違反報告)
みつば - え、砂糖様がおる!?ってことで、リクエストします!(急)すとぷり様と砂糖様で、浮気ドッキリをお願いします!すとぷり様はそれぞれの相方、砂糖様はリタ様でどうでしょうかね…?お願いしてよろしいでしょうか?もし採用されたら、楽しみに待っとります! (2021年3月11日 23時) (レス) id: 3affe33d6c (このIDを非表示/違反報告)
りる(プロフ) - のんさん» はい!こちらこそ素敵なリクエストありがとうございました! (2021年3月3日 7時) (レス) id: 17a2b4e3fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りる | 作成日時:2020年9月22日 16時