私はしがない歌い手です。 (ページ29)

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28話ページ29

A「…あ、そろそろ帰るね」

キヨと数時間ほど遊び日が暮れてきていた。スマブラはたまに私が勝てたこともあったがほとんどキヨが勝っていた。

キヨ「分かった。送ってくから」

A「いや悪いからいいよ」

キヨ「もう暗くなるし危ないから黙って見送られとけ」

そういって家まで送ってってくれるキヨは本当にかっこいいと思う。私はキヨと一緒に家に帰った。

キヨ「そう言えばお前家にきたとき妙にテンション高かったよな。何かあったの？」

A「あー、まぁかくかくしかじかっていうことがあったんですよ。」

キヨ「いやわかんねぇから」

A「コラボ動画あげたでしょ？それを喜んでくれているリスナーさんがいつもより多くて、あと浦島坂田船の皆さんが私のことを認知してくれてたの」

キヨ「ふーん、あ、家ついたぞ」

キヨと話しているうちに家の前にたどりついていた。そこまでキヨの家と私の家は遠くはないのであっという間だ。

A「今日はありがとね。またお邪魔するから。」

キヨ「はいはい、じゃあな。」

キヨの背中を見送り私は家に入った。