Moment joyeux (ページ2)

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出会いページ2

お父さんと、お母さんが死んで葬式が終わった。誰も引き取ってなんかくれなかった。高校生なんだから大丈夫だって言って私は1人家も無いのに外に放り出された。せめて、家が見つかるまでは済ませて欲しかった。

A「はぁ～。これからどうしよう…」

？「あれ？君こんな所でどうしたの？」

A「え？」

？「こんな時間に女の子1人で歩いてたら危ないよ？しかも、そんなにフラフラで…」

A「…私住むところなくて、ご飯も食べてないんです」

？「え？お母さんとお父さんは？」

A「先日…事故で亡くなりました」

？「あ、ごめん…」

A「いえ。気にしないで下さい…それでは」

？「待って！君…行くところないんでしょ？じゃあ家に来なよ！」

A「え？…でも」

？「俺の家シェアハウスだからさ、今更1人増えたところで、どうって事ないんだ。それより問題なのは、目の前にいる人を助けないってことだから」

A「でも、私なんかが行っても大丈夫なんですか？」

？「大丈夫！大丈夫！皆君を歓迎してくれるよ」

A「わ、分かりました。よろしくお願いします！」

？「うん！あら自己紹介まだだったね。俺は高崎翔太って言います」

A「AAです！よろしくお願いします」

翔太「Aちゃんね。よろしく。それじゃあ俺達の家に案内するよ」

むかしお母さんから知らない人にはついて行ってはいけませんって言われていたけど、この人は危ない感じがしない。それに何だか、とても楽しくて心が躍るような日々が待っている予感がする。