第８話 ページ9
私は濃いめの化粧(適当)と、マスクをしてキヨの家へと向かった。
風呂入ったあとなのにこんなことをしているのには訳があって、それが先程思いついた【いいこと】というのに関係しているのである。
夜だからね、見たって私だって分からないよ。
……そうだよ、夜だよ？流石に周りの人不審がってその女の人のこと通報したりしないもんかね。
……多分、その女の人って大体想像出来てるけどさ
っと、キヨの家着いた。
キヨはアパートで一人暮らしをしてる。羨ましいなぁ
階段を上がり、通路を見ると、キヨの部屋の前に女の人……もとい、橘優叶が立ってるのが見えた。
いやいやいやおかしい。なんとなく想像出来てたけど！！
まぁいいや、行こ。
『……あの、どちら様？』
私は声を少しだけ高くして、橘さんに話しかけた。
橘「あっ……あのぉ、清川くんの、彼女なんですけどっ！」
はぁ？？？？？
『あら、おかしいわね…裕翔(キヨ)から電話を受けて来てみたのよ。家の前に変な女がいる、って』
橘「へ、変な女……！？ま、まさかっ、照れてるのかしらぁ！？」
………。
『私、裕翔の母なんですけど、ここに居られるのも近所迷惑になりますし、お帰りいただいても？』
橘「お、お母様でしたか！！申し訳ぇありませんっ…後日ぅ、出直してきますぅっ」
出直さなくていいわ
ドタドタと床が抜けそうな勢いで走り去っていく橘ちゃん。
警察に通報されてないだけありがたく思え。
その時、扉が開いた。
キヨ「中で聞いてたけど、ファインプレーだったなw」
『すごくない？この顔、我ながら超老けて見えるw』
キヨ「まさか俺の母さんに化けるなんてな」
『こんくらい朝飯前よ！てか、顔洗いたい。あがっていい？』
キヨ「その前にコンビニな」
『は？』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 171人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「実況者」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
千歳 - 何回もずっと読ませてもらってます！おかえりなさい！また更新してもらえると思うとすごく嬉しいです… (2021年8月23日 8時) (
レス) id: 8e1e8e26ac (このIDを非表示/違反報告)
nn - 作者ァァァァァァ！帰ってこぉぉぉぉい！俺の心情が持たねぇぇぇぇぇ！...さーせん()更新いつまでも待ってますっっっっ！ (2019年10月2日 20時) (レス) id: 95523f8d1f (このIDを非表示/違反報告)
さいこ(プロフ) - りぃ@l」ω=さん» そんなにたくさん言ってたんですね！() だから覚えてたのかもしれないですね笑 いえいえ、むしろどんどんコメントしちゃって下さい！コメントが来てると本当にテンション上がるんですよね笑 ありがとうございます、頑張らせていただきます！ (2017年10月20日 23時) (レス) id: b4be682a06 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ@l」ω=(プロフ) - さいこさん» いろんなとこで言ってますよねー。ジェイソンでも言ってたし、最俺のなんかでもいってた気がします！すみません、こんなことでコメントしちゃって。更新楽しみにしてます！！ (2017年10月20日 22時) (レス) id: 833f8227f9 (このIDを非表示/違反報告)
さいこ(プロフ) - りぃ@l」ω=さん» すいません、レスをつけ忘れました。↓ (2017年10月20日 14時) (レス) id: b4be682a06 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さいこ | 作成日時：2017年10月2日 22時
