目が覚めたら推しの妹になっていました 2 【名探偵コナン】【怪盗キッド】

・ ページ6

「もう、コナン君…勝手にいなくなるなんて…」

心配したんだよ？


コナン「えへへ、ごめんなさーい」


ぐっ……

可愛い…。

怒りたくなるがどうしても可愛さが勝ってしまい怒ることが出来ない。




松「コイツ反省してねえな」



コナン「え、もしかして、松田警部…！？」

その声にコナン君はお兄ちゃんの方へ視線を向けた。



松「おうよ、A、コナンって言っていた奴はこいつか？」


「うん！そうだよ。この間話した子は」



お兄ちゃんはコナン君を指差しながら確認する。
ふーん、と言いつつも口角を上げた。



「凄く頭が良くて早いんだよね」


松「そりゃ、俺らとしては頼りになるかもな」



賢すぎる小学生相手にも対等に話すので、そこがお兄ちゃんのいい所だと思っている。


2人が互いに握手をし終えたところ、コナン君は園子ちゃんや関係者の元へ向かう。



そういえば蘭ちゃんがまだ帰っていないな。

2人とも一緒だと思っていたのに…。


出入口のドアの方を向くが彼女らしき姿は見当たらなかった。



心配つつもコナン君の方へ向かっていく。

すると先ほどの私の思った通りの答えがコナン君の口から発せられた。






“怪盗キッドはこの船に既にいる”ということ。

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す