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ページ27

快斗side


会えた瞬間俺は彼女の名前を呼んだ。


ああ、やっぱりAか…



俺はAを抱きしめる瞬間に彼女の首元に睡眠薬を混ぜて麻酔薬を刺した。


A「…?」


特に気づいていないみたいで良かった。



俺たちはしばらく再会の会話をしていた。



A「か、快斗……っ?… ……zzz」




徐々に効き始めたのかAは俺の名前を呼びながら静かに眠りつき脱力してしまう。

俺は変装をし、客のふりをして彼女を横抱きしては部屋に戻ることにした。





あんまり長くいるとあの女の子たち(蘭や園子たち)が不安に思うかもしれないと思ったからだ。


正直なところもっと一緒にいたいというのは我儘なのか?

やっと会えたっていうのに…。


俺はお前がいないとやっぱりダメみたいだ。


俺はAの額にそっとキスを落とした。



快斗「…さてと、行きますか…」


目が覚めないうちに素早く移動していった。






・・・


すると向こうからAだと気がついたのか男性が来た。


快斗side


松「…A!?…こんなところに!」


快斗「…たまたま俺が船上に向かったら寝ていたので」


松「…ったく、すまねぇな」


Aを渡すとどこか安心する様子だ。


俺はちらりと2度見をしてみる。

…どうやらこの人はAの兄なんだと俺は勘づく。

髪や目元、顔立ちがそっくりだ。



快斗「いえ、ご無事で何よりです、それでは」

松「あんた、名前は?」


不意に尋ねられたがここは秘密にしておかないと思い。


快斗「フ…名前を名乗るほどの者ではありませんよ…」


そう言ってその場を去っていった。


少しして、見えなくなったところで俺は立ち止まる。




快斗「…今度こそAを守ってやらねーと……やっと見つけることが出来たんだからな…」

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くらげ(プロフ) - 星さん» 星さん、ありがとうございます🥲︎♡楽しんでいただけて嬉しいです☺️これからも引き続きよろしくお願いします (1月5日 17時) (レス) id: a9ba311e8f (このIDを非表示/違反報告)
- 小説めちゃくちゃ面白くて大好きです!続きがとても気になります!更新楽しみにしています! (1月4日 5時) (レス) id: 5b6bab53ae (このIDを非表示/違反報告)
くらげ(プロフ) - ばなな。 さん» ありがとうございます🥲‎楽しんでいただけて嬉しいです。のんびり更新させて頂きます (1月3日 17時) (レス) id: a9ba311e8f (このIDを非表示/違反報告)
ばなな。  - とっても面白かったです!続き楽しみにしてます!☺️ (2023年4月8日 0時) (レス) @page34 id: d6be0d4c84 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くらげ | 作成日時:2023年3月22日 8時

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