目が覚めたら推しの妹になっていました 2 【名探偵コナン】【怪盗キッド】

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私の考えていたことは蘭ちゃんも同じだったみたいだ。


蘭「まさか怪盗キッドの正体はあの真田っていうマジシャン…」



蘭ちゃんの言葉にコナン君はサッカーボールをスっと前に出して再び蹴り始めた。

遮るように「違うよ」と言い切る



コナン「ボク、ずーっと見てたけど、あの人奥さんに近づいていないもの」


『た、確かに…そうかも…！』


蘭「じゃー誰なのよ？」




コナン君がなかなかキッドの正体を明かさないのか蘭ちゃんは痺れを切らしそうだ。



コナン「そう…人物は、床にカードをバラまかせ、拾うふりをして、カードを1枚抜き、メッセージを貼り付けた…」

それを手のひらに忍ばせて、あたかもカードの束から引いたかの様に見せかけたんだ…



＿＿だよね、蘭ねーちゃん…


コナン「いや、“怪盗キッド”さんよぉ！！」








『！？』

蘭「!!」


『ら、蘭ちゃんが…怪盗キッド…？？』



つい私は2度見をしてしまうが、怪盗キッドという雰囲気は掴めない。



『コナン君、いつから…蘭ちゃんがキッドって分かったの？』



コナン「ああ、それは＿＿」



するとコナン君はこちらを見向きもせず静かに話を初めていく。

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