検索窓
今日:9 hit、昨日:18 hit、合計:121,490 hit

ページ33

『もしかして、童磨……?』

童「そうそう、当たり〜。いやぁ、久しぶりだねぇ」


へらへらと手を振りやっぱり感情が分からない。
でも、そんなことはどうでも良くて、誰かに話を聞いて欲しい気分だが、なんでこんな時に彼なんだろうと。


童「どうしてこんな所にいるんだい?」



優しく語りかけるように話しかけてくる。
しかし、相手は童磨だ。話をしたって無駄だと思う。
私は素早く話を切り上げるようにしたかった。



『……鬼狩りが来たから。』


その一言に童磨は「そうかい」と言ってしばらく黙り込んでしまった。



『何とも思わないの?』


童「うーん、何とも思わないと言えば嘘になるかなぁ。それより、Aちゃんが鬼狩りの元へ行かないで、こんなところで1人になっていたことの方が気になっちゃったんだ〜」



『………』


童「Aちゃんが鬼狩りに負けるわけないはずなのに……。うーん、何でだろうねぇ……」


童磨は顎に手を添えてにこにこと怪しげに微笑んでいる。
私は彼の空気に流されないように口を閉じ黙ったまま。



夜が明けるまであと数時間。
とりあえず、童磨から離れるためその場を後にしようとしていた。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)


←・



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (218 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
663人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , , 鬼殺隊
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2022年2月15日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。