JUMP House

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宏太side


ほんとに石とか暴言の書かれた紙くずとか色々あった…

高「あ、今日はましだ」

薮「え、これで？」

高「はい」

薮「じゃあここからなに持ってくの？」

高「あ、ここのものは捨てるだけなんで…」

薮「マジ？」

高「はい…2階の４部屋の３つをそれぞれの部屋、１つをリビング変わりに使って１階には料理と風呂、それと納戸の物を取るときしか使ってないんで…それと業者に頼むから捨てるものはここに置いたままでいいって言ってくださったんで…」

優しいな、大家さん

薮「じゃあ雄也の部屋の片付けは？」

高「物ほとんどないですよ？」

薮「でもあるだろ？片付けようぜ、俺手伝うし」

高「じゃあ…こっちです」

…

高「ここが俺の部屋です…どうぞ」

ほんとだ！物少ねぇ

薮「え？これだけ？」

制服、各季節の洋服2，3着、勉強机、小物…

高「はい、アクセサリーは全部両親から貰ったり誕生日に貰ったりしたもので…ピアスは両親の形見なんですよ…リングタイプで内側にお互いの名前を刻んで片方ずつ着けてたんで…裕翔と圭人には他のほしい形見全て渡してあります」

薮「ほんと…雄也は我慢してたんだな…」

高「いえ全然。周りの人たちに恵まれただけです」

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