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死時間目 ページ5

突然激しく地面が揺れだし、大きな音が辺りに響きはじめた。

「きゃあああっ!?」
「な、何!?地震!?」
「みんな落ち着いて!机で頭を守るんだ!」

誰かの声がしたけど、揺れが激しすぎて机まで歩くことなんて出来ない。

目の前に電灯が落ちてくる。

と。

バキィッという音が教室の後方から聞こえ、驚いてそっちを見る。


「……え…、嘘……」

なんと、教室の床が割れ、巨大な穴が空いていたのだ。

しかも、亀裂がこっちまで来ている。

「お、落ちる……!?」


次の瞬間、私の足元が崩れ、暗い穴へ真っ逆さまに落ちていく。



「Aちゃんっ!!」




その声と共に私に手を伸ばしたのは、一体誰だったのだろうか。

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作者名:RAN丸 | 作成日時:2017年3月21日 13時

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