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9話 ページ10
【貴女side】
『あ、もう行かなきゃ。』
窃野「そうなんですか…？」
『うん、壊理の所に戻らないと。またね窃野！』
窃野を広間に残し、私は地下へと向かった。
前に比べお兄ちゃんが私を頼ってくれている気がする、壊理のお世話役もその証拠だ。
本来はもっともっと頼ってほしいのだが、
『(お兄ちゃんは一人で何でも出来ちゃうから…)』
どんな事でもソツなくこなし、どんな問題も一人で解決できる。
きっと、私なんていなくても、組を復興できる。
それでも、そんなお兄ちゃんの力になりたい。せめて私に出来る事を全力でこなしたい。
「個性社会を覆し、裏社会の実権を八斎會が握る」
それが実現するその日まで＿いいや、その後も。
私はお兄ちゃん達と一緒にいる。ずっと、ずっと。
『壊理！』
壊理「…お姉ちゃん！」
だって、そう約束してくれたから。
揺るぎない、生きる意味をくれたから。
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舞(プロフ) - 更新頑張ってください^_^ 応援してます٩( ᐛ )و (5月9日 8時) (
レス) @page27 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ(七海建人の嫁) - 治崎廻大好き (2022年3月23日 17時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：プルタブ | 作成日時：2020年12月25日 20時
