検索窓
今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:1,557,641 hit

束縛 5 ページ6

玲於side


今日の撮影のとき
ふと、Aの顔が思い浮かんだ

玲「ねぇ、亜嵐くん、最近Aに会ってないし
合わせてよ」

そう言うと、一瞬だけど亜嵐君の顔が曇った

亜「A風邪ひいてるけど、まぁ、いいよ」

なんだろう、何か違う、

そう思いながらも、撮影をこなし
ジムのトレーニングもこなした

なんせ、幼なじみに久々に会えるから
ちっさい頃から好きだったし今も変わらないから

そうして、仕事が終わり亜嵐くんちへ向かっていた

しばらくして

亜「あ、わり、忘れもんした先入ってて
あ、2階は行くなよ」

そう言われて鍵が渡された

そこに付いていたのは
Aの写真、首筋にキスマークがついていて
目が潤んで、服を着ていない状態の写真だった

よく見ると体にはアザがあったりしてた

半信半疑で急いで亜嵐君の家に向かった

鍵を開けて入るとまるで生活感のない1階と
階段にドアがしてあって鍵がかかった2階

明らかに様子が変だった
家の鍵と一緒になっていた2階のカギを使って
ドアを開けた

あまりにも怪しすぎる
一番奥に施錠された部屋を見つけた

まさかとは思って施錠を開けて中に入ると
恐ろしい光景が目に入った

ぐちゃぐちゃになった部屋
真っ白なシーツに赤いシミ
そして何より、ベッドの上にいるA

アザだらけでそこらじゅうに赤い印がついていた
そして首輪に手枷に足枷、そして鎖で繋がれていた

これを...亜嵐くんが?

玲「A...!?」

『玲於っ!』

何に怯えていたのか体が震えていた

近づこうとしたらいきなり声を荒らげた

『いやっ!来ないで!見ちゃダメ!』

そう言って、頑なに俺に見られるのを拒んだ

玲「それ、A...」

『お願い、帰って』

そう言われたけど帰れるわけない。
こんなになってるのに置いていけない

玲「やだ、帰らない。ここから出よう、俺と来て」

俺はそう言って手を差し伸べた
一瞬、手を取ろうとしていたけどスグに引っ込めた

何が何だか分からなかった

亜「なにやってんの?」

俺の後ろから亜嵐くんの低い声が聞こえた

いつもとは違う、冷たい声

束縛 6→←束縛 4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (340 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1876人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

so-u123 - やば (2018年3月3日 9時) (レス) id: d862e7795a (このIDを非表示/違反報告)
彩。(プロフ) - 引き続きみたいのですが見れません(涙) (2017年7月26日 19時) (レス) id: 0845013d45 (このIDを非表示/違反報告)
まりちょす(プロフ) - 白濱さくのさん» お手数おかけします! (2017年4月20日 21時) (レス) id: 525d519402 (このIDを非表示/違反報告)
白濱さくの(プロフ) - まりちょすさん» 私も解除したいのですが、違反で自動的にR18がかかってしまっています。解除できれば急いでしますね。 (2017年4月20日 21時) (レス) id: 1d270a549a (このIDを非表示/違反報告)
佐野寄すみれ(プロフ) - 2見たいんですがR18で見れません。続き気になるので解除できたらしてほしいです。 (2017年4月20日 18時) (レス) id: 76bb6bba1b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:白濱さくの | 作成日時:2017年3月15日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。