~束縛~ A.Shirahama

束縛 16 ページ16

龍友side

龍「なぁ涼太、思ったんやけどさ
亜嵐くんがこのことに気づくのってスグだよね」

涼「確かに、あの場に龍友くんがいないってなったら分かるよね、それに
龍友くんが頭きれるって知ってるからね
ここにいること、すぐバレるかもね」

Aがトイレから戻ってきて
寝室で寝ている間に話していた

やとしたら、ここにおるんは危ないかもな

『亜嵐、ここに来るの？』

Aちゃん！？

龍「ね、寝たんじゃなかったんか...」

『盗み聞きするつもりはなかったの、
ふたりが何話してるのか気になって...』

そーやんな、
俺らはAちゃんを、保護するつもりで
連れ去ってきたんやもんな

この2人が愛し合ってるとしても、これは許されへん

涼「ごめんね、もしかしたらここに亜嵐くんが
来ちゃうかもしれないんだ...」

龍「やから、今のうちに俺とほかの場所に...
『ほかの場所って、どこ？』それはっ」

『私は亜嵐から逃げられないの、これが私の運命なの、...涼「そうやったとしても
逃げれる限り逃げよーや、俺らもAちゃんが傷つくの見たくないねん」でも』

龍「これ以上拒むようなら、無理にでも連れてくで？」

『分かった...でも、行く宛あるの？』

それは、聞かれると困るなぁ、
あ、EｰGirlsの子がおるやん

龍「EGのとこ行こか、」

そう言って俺はあの子に連絡を入れた



龍友夜遅にごめんなぁ、ちょっと頼みたいことがあるねんけど

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