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グラウンドに出たのはいいものの、試合をしているのは他クラスのようだった
「あれ？うちのクラスまだなのかなー」
あきが目を凝らす中、私は少し遠くに廉がいるのを見つけた
『廉！』
呼ぶとこちらに気づいた廉は私の元へ来てくれた
ついでに高橋くんも一緒らしい
『試合この後？』
「試合もう終わったで」
『え、そうなの？』
タイミングが悪かった
丁度私たちが試合をしてい時に廉たちもしていたらしい
「綺麗に負けましたっ！」
結果を聞く前に元気よく答えた高橋くん
負けたんかーい！とあきもノリよくツッコんだ
「女子はどうなん？」
廉の質問に対し、あきは待ってましたと私の肩に手を置けば廉と高橋くんよりも身長が低いくせに見下すような視線を向けた
「聞いてろよ負け組ども！
うちらは全勝で午後のトーナメント進出じゃ！！」
謎のキャラとともにマジ！？と声を上げる2人
「ま、うちのクラスにはエースがいるんでね」
と私を見て満足気に言うあき
『応援来てね』
「もちろん行くよ！」
「行くわ、頑張って」
よし、応援に来てくれるって思うともっと頑張れるよね
期待を背負って午後も頑張ろう
そう意を固めた時だった
「おーーーすげえ！！！」
「彼奴クラスマッチでハットトリック決めるとかレベルが違ぇな！」
突然盛り上がるグラウンド
半分に区切られたグラウンドのもう1つでは2年男子のサッカーが行われていた
「なになに？」
あきが覗きに行くのに続いて行くとそこでは紫耀のクラスが試合を行っていた
無意識に目線が紫耀を追う
「紫耀くんすごくない！？また点決めたよ！」
「無理かっこいい！！」
サッカーの応援に来ていた女の先輩たちの会話で紫耀が点を決めたのだと悟った
「やっぱサッカーってかっこいいよね〜」
口角を上げて試合を見るあき
きっと彼女の視線の先は岸先輩だろう
同じ試合を見ているのに、お互いが見るプレイヤーは違うって考えるとを見てると少しおかしな感じがした
名残惜しさを感じながらも、お昼を食べに一旦教室に戻った
…午後も頑張ろう
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かおり - 完結おめでとうございます！最後、すごく切ない終わり方でしたね！紫耀くんルートの番外編が読みたいと思いました。もし良かったら書いていただきたいです!!!!! (2021年7月4日 0時) (
レス) id: 65176305fc (このIDを非表示/違反報告)
RiTa(プロフ) - 辻李さん» はじめまして！コメントありがとうございます！！いろいろ妄想を膨らませているのですね♪更新頑張りますので辻李さんも勉強応援してます。 (2021年6月9日 15時) (レス) id: d27d5a5746 (このIDを非表示/違反報告)
辻李(プロフ) - はじめまして！この作品の更新を楽しみに勉強を頑張ってます♪ このままれんれんルートでもいい〜しがらみのない恋最高〜とか思ってしまう自分がいます……笑 (2021年6月4日 2時) (レス) id: d92d5aded7 (このIDを非表示/違反報告)
ぷち。(プロフ) - 参考になり良かったです！辛すぎる現実ですね…更新が毎回楽しみです。きっとハッピーエンドになるように願ってます！！ (2021年4月19日 11時) (レス) id: 1d53fc1370 (このIDを非表示/違反報告)
RiTa(プロフ) - ikaren0817さん» 楽しみだなんて恐縮です。私なんかのお話で頑張っていただけるなんて、！！！いつも閲覧していただきありがとうございます。返信遅くなってしまい申し訳なございませんでした。リクエストもありがとうございます！ (2021年4月19日 10時) (レス) id: d27d5a5746 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RiTa
| 作成日時：2020年5月7日 18時
