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事件の匂い ページ6

Aside



そして後日


谷崎さんの待っている事件現場に乱歩さんと一緒に行こうとしてた……

のに……



谷崎「代理?乱歩さんは?」



中島「それが……」



そうなのです。


乱歩さんの代わりに敦くんと待ち合わせ場所に着きました。



焼き菓子がどうとかで来なかった……


谷崎「それは仕方ないね」


中島「ですよね。」


ですよねなんだね←




A「谷崎さん、被害者は。」



谷崎「あぁ、えぇと
被害者は40代の男性
今朝午前四時
トラックに撥ねられて即 死
顔が潰 れてて身元は不明」


中島「交通事故でしょうか」



谷崎「殺 人かも。
運転手の証言では弾かれたみたいに
道に飛び出したらしいんだ。

それにこれ」


谷崎さんが見せてきたのは
製造番号のない密 造銃


一昔前に流行したもの。




A「谷崎さん」
谷崎「ん?なに?」



A「彼、手になにか持ってます。」



中島「雑誌記事ですね。」
谷崎「肝心の写真部分がちぎれてるね。」



A「どこかに落ちてないかな。」






谷崎「超推理!」ビシッ!!←






二人「……。」







谷崎「ダメだ、何もわかんない。」



やっぱりそうですよね←






A「あ、乱歩さんといえば、敦くん
ここに来る前乱歩さんなんか言ってたよね。」


中島「えっと、困ったら花屋を探せって言ってた。」



花屋……花屋……

ここら辺の花屋だと……




谷崎「二人とも、指紋から被害者の身元が割れたよ。この人だ。」




中島「うわぁぁぁぁぁぁぁぁァァァァ!!!!!!!!」



全員「?!?!」



A「敦くん?!」



中島「何故!!
何故貴方がここに!!!!
何故です!!
院長先生!!!!」

そんな事言わないで→←赤毛ちゃん



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作者名:英英王 | 作成日時:2019年7月8日 15時

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