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表現ちょっと怖いよ! ページ31

Aside



そのまた数日社員全員集められて会議があった。


いつもの座席とは違い今日は乱歩さんの隣だった。


その瞬間思った、あの事件が来たんだと。





見せられた写真はとても酷いものだった。


上半身の皮を剥がれ裏返しに着せられている。

しかも裂傷部分から生きているあいだにられたと。

は、バカ痛いやつじゃん←
と思った。





それからほかの3件の事件は同一犯らしく



1 頭部に劇薬を浴びて骨まで溶かされた

2 口腔からエアコンプレッサーで超高圧空気により
毛穴から全血液と神経を吹き出した

3 自 殺草とも呼ばれる激痛植物を脇に植えられ放置
骨が露出する程掻きむしったあと、自ら頭を打ち付け脳挫傷





A「これって……」



江戸川「天人五衰……犯 人からのメッセージ」



福沢「天人五衰…六道輪廻の最高たる天人が
タヒの間際に表す5つのサイン。」




全員「社長」



福沢「衣裳垢膩 衣服に垢と油が染み出す
頭上華萎 頭部の華鬘が萎れ腐る
新体臭穢 体が汚れ臭い出す
腋下汗出 わきの下から汗が流れ出る」



谷崎「じゃあこれは……見立て型の連続猟奇殺 人」



中島「待ってください!!事件は4件なのに!」


国木田「その通りだ、5つの衰のうち
不楽本座がまだない」


中島「じゃあ、事件はもう1件おきる?!」



福沢「起きぬ!なぜなら我々が阻止するからだ。
一同全力を上げ凶賊の企み阻止せよ。」




江戸川「反対だね。」



全員「?!?!」



福沢「乱歩、理由は」





江戸川「友人の最後の言葉


この仕事は断る。」




福沢「社長室の祓魔師弓章はみたか
我々 民護の者にとって百年に一度の名誉だ。」



江戸川「弓を貰ったから仕事を受けろと。」



福沢「否、あれはな 唯の木片だ。
勲章も賞賛も我らには細き霧雨に同じ
たとえ我らが栄誉無き地下のこそ泥でも
この殺 人を止めるために命をかける」




江戸川「なら勝手にすればいい!!いくよA!!」


グイッ



A「え"?!?!?!」

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作者名:英英王 | 作成日時:2019年7月8日 15時

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