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安心と確信 ページ24

Aside


そして今私たちは船の上である。




A「そうですか、命令違反のことはもう社長に…。」


江戸川「あぁ。ま、処罰はしっかりあるだろうね。」




A「……。」



江戸川「怖くないの?」



A「まぁ、処罰には慣れてますし。
というかそんなに怖いんですか。」




江戸川「さぁどうだろうね♪」






A「そう言えばポオさんの小説から抜け出せたのは流石ですけど、中也さんいませんね。」




江戸川「素敵帽子君はまだ中だ。諦めて全員張り倒してた。」



…中也さん頭いいはずなんだけどなぁ。
それほどポオさんの考えた小説が難しくて
乱歩さんはそれを上回る頭脳を…。



江戸川「それより次の問題だ。」
A「次の問題…。」



江戸川「君も薄々気づいてるだろう。この場に1人居ない者のことだ。」




A「はい…。」





江戸川を 「まぁ僕が出れば事件は一瞬で解決だけどね!なんたって名探偵だから!」





A「そうですね!」




江戸川「だから、そんなに不安そうな顔をするな。
今はご馳走いっぱい食べて一旦解決したことを喜ぼう!!」




この時乱歩さんの言葉に酷く安心した。
同時にとても偉大な方なんだと再度確信できた。




A「ありがとうございます。」





*:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ



あれ、太宰さん戻ってきた。


A「太宰さん。」



太宰「やぁA、君もおつかれ様。
敦くんならまだ上にいるよ。」



A「そうですか。私も外に行ってみようと思います。」



太宰「そう、時間が来たら戻っておいで。」



A「はい。あ、それと。」




太宰「?」



A「太宰さんも、おつかれ様でした。
失礼します。」






太宰「行ってらっしゃい。」(ニコニコ)

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作者名:英英王 | 作成日時:2019年7月8日 15時

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