2人のボス ページ23
Aside
敵の潜伏地に行ってる間
ほかの探偵社はドストエフスキーを捕獲するために動いていた。
しかしある人物から連絡があり、
探偵社は集まることになった。
集まった場所には
ポートマフィアもいた。
連絡は社長が無事だとは知っていたけど
2つの組織が一緒にいても戦闘が起こらないということはそういうことなんだろうと察する。
A「社長、ボス……ご無事で良かったです。」
森「おやおや敵組織なのに私まで思ってくれてるとは。｣
福沢「心配かけたな。」
そんな話をしていると
目の前の洞窟らしきところから一人の男が出てきた。
森「ほら、言った通りでしょう？」
福沢「安直な逃走経路だ。幻霧の化身たる
ドストエフスキーに較べ、予測が容易過ぎる。」
またまた一瞬で察した
こいつがウイルスを撒き散らしてた異能力者だ。
A「国木田さん。」
国「あぁ。
さて、貴様の所為で我々全員がﾀﾋの危機に晒された訳だが、
なにか意見は？」
敵「ゆ、許してくれ！ウイルスは今解除する！
自主もする！だから！」
森「ふむ、ならば問題ない。」
福沢「あぁ、赦すか。」
2人「そんな訳があるか!!」
拳が綺麗に決まる。
ウイルスは解除された。
あとはドストエフスキー。
しかし敦くんからの連絡は居ないということだった。
とりあえず潜入していた2人には戻ってきてもらった。
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泉「きた。」
中島「…社長。良かった。」
A「敦くん！」
中島「ごめん、安心して気が抜けたみたい。」
いつもの優しい笑顔を向けてくれる敦くん。
A「私も安心した。敦くんが無事で。」
中島「…でも目的の人物は。」
A「それでもあの異能力者を外に出したのは敦くん達でしょ。
おかげで社長達は助かった。
私達も鬱憤が晴れた。｣
中島「そう言って貰えるだけで救いだなぁ。」
数時間後太宰さんから
捕縛したと連絡があった。
作戦はなんとギルドの長…元なのかな。
と手を組んだらしい。
なんというか利害の一致。
とりあえず1幕終えたという感じだろうか。
後日談
A「花袋さん、生きてたんですね。」
中島「あの時は本当に助かりました。」
花袋「兄上殿に協力させて頂きました。
これからもよろしくお願いします姉上殿。」←
A「誰が姉上だこら。」←
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作者名：英英王 | 作成日時：2019年7月8日 15時
