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自己犠牲 ページ43

Aside




A「国木田さんの異能で鍵を。」




国木田「あぁ、手帳の大きさまでなら作れることが出来る。

それより大丈だったか。すまなかった。
時間稼ぎで囮という形になってしまった。」




A「全然気にしないでください、勝ててよかったです。」




中島「Aちゃん、首締められた跡が。」





A「うん、でも大丈夫。
敦くんこそ、蹴られたよね。お腹。


早く帰ろう。」


*:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ
IN医務室






国木田さんと太宰さんは大した怪我じゃなかったけど、



とりあえずガーゼと包帯は巻いといた。







A「敦くん、お腹見せてもらえる。」





中島「僕はいいよ!!治療なんて。」





A「あまり深く聞いちゃいけないんだけど、

お腹に火傷のあと…あるよね。」





中島「?!?!」




A「孤児院にいた?」




中島「……。」





A「ごめん、誰にだって知られたくない過去くらいあるよね。


でも、蹴られた時の痣とか残ったら大変だから
治療だけさせて。

お願い。」




中島「わかった。」





A「敦くん肌白いから蹴られたところすぐ分かる。
ていうかお腹じゃなくて背中の方が酷いね。

腰痛いでしょ。」





中島「実は蹴られた時に壁に激突して…」





A「湿布貼るくらいしかできないな。」




中島「痛いところとか治療とか、前の職業医者?」





A「全然w
私自体がよく怪我してたから
覚えただけだよ。」




中島「僕が言うのはちょっとおかしいけど、
自分の体大切にして。
首締められた跡、くっきりあるから結構強めだったんじゃない?」





A「苦しかったけど、太宰さんと国木田さんには何か考えがあったみたいだからね。

人のために頑張れるなら私が犠牲になっても」




中島「だめだ!!!」





A「敦くん?」




中島「そんな事言わないでよ。

Aちゃんも1人の人間なんだよ。
人のために頑張るのはいい事だけど、
犠牲になってまですること?」




A「うん。私が人を助ける意味は
人助けする普通の人とはちょっと違うから。

私は自分を犠牲にしてまで助けたい。」

正義とは→←勝てんぜお前は╭(°A°`)╮←



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暗白タクミ(朝霧夜宵)(プロフ) - 挨拶も無しにすみません。 もしかしたら勘違いかも知れないですが。 (2019年5月15日 12時) (レス) id: f3ab0d9732 (このIDを非表示/違反報告)
暗白タクミ(朝霧夜宵)(プロフ) - VS龍之介  にて龍之介の一人称は『僕(やつがれ)』ではないでしょうか? 『俺』になっています (2019年5月15日 12時) (レス) id: f3ab0d9732 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:英英王 | 作成日時:2018年3月23日 17時

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