虎少年と僕少女

恋人 ページ27

Aside



中島「え、Aちゃん分かったの?!」



oh......そんなキラキラした目で見ないでくれ！←



A「あ、えっと、犯人と犯行時刻と犯人と被害者の関係くらいです…」



江戸川「具体的に」


A「え?!」



江戸川「なんで杉本巡査だって分かったの？」



A「彼は余計に2発撃ったって言いましたが、
ﾀﾋ体をみたら誰でも3発同時に撃たれたと思います。

でも彼は1発でﾀﾋんだ事を知っていたからです。
それを知っているのは犯人だけです。」




江戸川「犯行時刻は？」




A「ﾀﾋ体の損傷が少なかったので流されてても長くて1日で、昨日は平日なのに彼女はお化粧もしていなかった。

ということは、寝る支度に入っている頃に呼び出しをくらった。」



江戸川「犯人と被害者の関係は？」



A「箕浦さんは交際相手はいないと言っていましたが、
杉本巡査が山際さんの恋人です。」



中島「え?!どうして?!」



A「早朝なのにお化粧もしないで呼ばれたらすぐに行く仲なのと…

決定的な証拠というか…それが



山際さんの付けていた腕時計は有名なブランド品。
一人の女性が持つことは少ないと思う。


そして杉本巡査の腕も、同じブランド品だった。


だからマフィアの手口を真似しようとも顎を破壊できなかったし、
恋人ではなく自分に銃を向けたんだと思う。」





中島「なるほど。」




江戸川「全問正解!!!

僕の足元には及ばないけど


予想以上にしっかりした推理だった。


素質があるかもね。


少しだけど。」





A「上げるか下げるかどっちかにしてください」←


江戸川「まぁまぁ！それより仕事は終わった！さぁ帰るぞ！」




A「でも…私だったら耐えられないです…。

好きな人を殺 めてしまった時の感情や
偽装するためとはいえ、まだ2発弾を入れこまないといけない時。

犯行をしたとしても生きていけそうにない。」




江戸川「Aちゃん好きな人いるの？」




A「いないです。でも私だったらだれだって悲しいなって…。」



江戸川「そう…。まぁ終わったことだし、早く帰ろう！」





太宰「あ！Aちょっと来て。」



A「なんですか？」




太宰「2人に入ってなかったけどね、乱歩さんは異能力者じゃないんだよ。」

変わりたい…？→←最後の言葉は

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