虎少年と僕少女

犯人は ページ25

Aside



箕浦さんが切れた後、




太宰「まぁまぁ刑事さん

乱歩さんは終始こんな感じですから。」


と宥める。




江戸川「何しろ僕の座右の銘は『僕がよければすべてよし！』だからな！」



あー納得だぁ…。



名が体を表すとはちょっと違いけどそんな感じ←



私の座右の銘…今ぱっと思いつくものは……。





敦くんの気になるから後で聞いてみよ←




箕浦「そこまで言うなら見せてもらうかその能力を」



江戸川「おやぁ？それは以来かなぁ？
最初から素直に頼めばいいのに」



憎たらしく言いますね…。

なんか慣れてきた←



箕浦「なんの手がかりもないこの難事件に

大した自身だなぁ。

60秒はかってやろうか？」





江戸川「そんなにいらない。」



始まるぞ。探偵社をささえる力。







そしてやく10秒(ちゃんと測った)←



江戸川「なるほど。



犯人は君だ。



杉本巡査。」





杉本「は？」



箕浦「杉本巡査は俺の部下だぞ。」





=『犯罪を犯 さない』とはならないと思うけど。



警察だろうが刑事だろうが人間だからね。


絶対的な保証なんてない。



江戸川「杉本巡査が殺 した」



箕浦「馬鹿言え！大体現場に都合よく犯人がいるなど」


江戸川「犯人だからこそ捜査現場にいたがる。

それに言わなかったっけ？

どこに証拠があるかも分かるって。


拳銃かして。」



杉本「馬鹿言わないでください！

一般人に拳銃を渡すだなんて、現行じゃすみませんよ！」


箕浦「何を言い出すと思えば、探偵社は口先だけの阿呆なのか？」




江戸川「その銃を調べて何も出てこなければ
たしかに僕は口先だけの阿呆ってことになるね。」



箕浦「杉本、みせてやれ。」



杉本「ですが…」


箕浦「そこまで吠えたんだ…納得すれば大人しく帰るだろ。
これ以上時間をかけてられん。こいつに銃をみせてやれ。｣





A「太宰さん…」


太宰「あぁ。わかってる。」



江戸川「いくら素人でも…一般人が拳銃を持ち出すのは容易じゃない。

官給品の銃であれば尚更だ。



彼はいま懸命に考えてる最中だよ。



使ってしまった3発に対して、



どう言い訳するかをね。」




箕浦「そうだ杉本！」




ｶﾁｬ


太宰「まずい…」


A「太宰さん！」



太宰「いけ！敦くん！」



中島「うぇぇ?!」



ﾊﾞｧﾝ！



杉本「離せ僕は関係ない！」



江戸川「逃げても無駄だよ。」

最後の言葉は→←杉本巡査

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