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『この腕を離して下さい包帯無駄遣い装置』
「ちょ、Aまでそのあだ名かい？」
突然現れ、抱きしめてきたのは太宰さん。
はぁ、とため息をついて、胸元に回る腕をペシペシと叩く。
早く離せ。
「太宰治…！」
「太宰さん！どうしてここに？」
安室さんが怖い顔をし、それとは反対にナオミちゃんはきょとんとしている。
安室さんは、変わらず太宰さんが嫌いなようだ。
「何、君を探していたのだよ。谷崎くんがナオミが居ない！と騒いでいてね…。
彼もこれから任務が入っていて探そうにも探せないから、私が探しに来たのさ。」
『探すって…どうせ入水でもしていたのでしょう』
「入水…？」
蘭が不思議そうに首を傾げるので、『自 殺法だよ』と目をそらして答えた。
太宰さんが、蘭に視線を向け、キラキラと謎のオーラを放ち出した。
…これは。
「あぁ、やはりなんて綺麗なお嬢さんでしょう。良ければ私と心中をぐふぅっ」
『蘭に迷惑かけんなクソが』
蘭を心中に誘うだろう。と思った矢先のこれである。
それを察した私は、即座に太宰さんの顔面に蹴りを入れた。
「相変わらずの蹴りですわ…！」
「これは僕も喰らいたくないですね」
「A、すごい！」
「ぐ…誰一人私の心配しないのだね」
太宰さんが落ち込み始める。
めんどくせぇ…と思いながら座り直すと、また心地の良い鈴の音がポアロに響いた。
「こんにちはー！」
「あ！コナンくん！」
やってきたのはコナンくんだった。
可愛らしくランドセルを背負っていて、学校帰りなんだな、と微笑ましくなる。
「あ！A姉ちゃんに…太宰さん、だっけ？」
「よく覚えているねぇ少年。あぁ、私が太宰治だ。」
「あと、そこの人は…」
「はじめまして、ナオミと申しますわ」
にっこりと、可愛らしい笑みを浮かべてナオミちゃんはコナンくんに挨拶をした。
「コナンくんは、なにか飲んでいくかい？」
「うん！安室さん、オレンジジュース頂戴！」
「わかった、ちょっと待っててね」
とてとてと、滑らかにコナンくんは蘭の隣に座る。
相変わらず蘭が好きなんだな、と少し微笑ましく感じた。
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佐倉優衣(プロフ) - ゆいさん» あ、本当ですね！申し訳ありません！ご指摘ありがとうございます！ (2018年6月3日 15時) (
レス) id: c735a0a519 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 助っ席ではなく、助手席では？ (2018年6月3日 14時) (レス) id: a6574a601a (このIDを非表示/違反報告)
佐倉優衣(プロフ) - ユキナさん» 続きを考えて頂けるほど、深く考えて頂きありがとうございます！そうですね、入れたいとは思ってます( *´ ∀ `) (2018年5月28日 23時) (レス) id: c735a0a519 (このIDを非表示/違反報告)
ユキナ - 次の話辺り、戦闘が開始されますね…太宰VS中也…安室さんも恋沙汰には入るかもなぁ♪ (2018年5月28日 23時) (レス) id: 0f45599fe0 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉優衣(プロフ) - アオさん» ありがとうございます！！頑張ります！(ﾉ´∀｀*) (2018年5月28日 17時) (レス) id: c735a0a519 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐倉優衣 | 作成日時：2018年5月24日 15時
