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「とても綺麗な方ですね、お名前は？」
『…中原、Aです』
「！…君にぴったりなお名前ですね。僕の名前はルイトと申します。」
にこり。と優しく、どこか気味の悪い笑顔で男は笑う。
その時、照明が落ちて、ステージの方にスポットライトが当たった。
そこには、マイクで話す主催者の竹田さんの姿があった。
横で、カチャッと金属音が聞こえる。
なんの音だ？と振り返り、目を見開いた。
パアンッと響く発砲音。
男、ルイトは銃を手にし、それを主催者に向けて発砲したのだ。
『なっ！？』
ハッとして見ると、もやっとそこの空気が変わり、谷崎くんの姿が見えた。
「ちっ…異能力というやつか…！」
『っお前…！！』
「まぁいいや、人質になってもらうよ。Aちゃん」
戦闘態勢に入ろうとした途端、ルイトに腕をひかれ、両腕を片手で拘束されてしまった。
銀色に輝くナイフが、私の首元に中る。
女性の悲鳴、男性のざわめき。
途端に煩くなった会場で、我先にとここから逃げたす。
その中で、蘭と園子とコナンくん。またその奥に与謝野先生とナオミちゃんの姿を確認し、逃げていることにほっと安心する。
「はっ…Aさん！！」
「A！！…っち！手前！！」
…にしても、またこれか。
人質に狙われすぎて、もはや焦らなくなってしまった。
「僕に近づくな、近づけばこいつは殺す」
ぐっと力を込められるナイフ。
ルイトは、背中から何やら注射を刺してきた。
『っ…！？』
「君には、逃げられないように即効性のある痺れ薬を入れさせてもらった。動けないでしょ？…君には、ついてきて欲しいんだ。」
にっこりとまた笑みを浮かべるルイト。
私は、その笑みが怖くて、不気味で仕方なかった。
不自然な程に、綺麗な笑みなのに。
「さて、僕は竹田を殺さないとな…」
「おい、さっさとその汚ぇ手を離せ。じゃねぇと重力で潰すぞ」
「やってみなよ。その時は彼女も一緒だよ。」
ぐっとナイフに尚力が込められて、ぷつっ…と音ともに、鋭い痛みが首を襲った。
『い"っ…』
「っAさん！！」
「あぁ、ごめんね、傷ついちゃった。でも君は、あの人の言うように傷ついてる方が可愛いよ。」
"あの人"…？何言ってるんだ、こいつ…。
私は、ルイトを強く睨みつけた。
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佐倉優衣(プロフ) - ゆいさん» あ、本当ですね！申し訳ありません！ご指摘ありがとうございます！ (2018年6月3日 15時) (
レス) id: c735a0a519 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 助っ席ではなく、助手席では？ (2018年6月3日 14時) (レス) id: a6574a601a (このIDを非表示/違反報告)
佐倉優衣(プロフ) - ユキナさん» 続きを考えて頂けるほど、深く考えて頂きありがとうございます！そうですね、入れたいとは思ってます( *´ ∀ `) (2018年5月28日 23時) (レス) id: c735a0a519 (このIDを非表示/違反報告)
ユキナ - 次の話辺り、戦闘が開始されますね…太宰VS中也…安室さんも恋沙汰には入るかもなぁ♪ (2018年5月28日 23時) (レス) id: 0f45599fe0 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉優衣(プロフ) - アオさん» ありがとうございます！！頑張ります！(ﾉ´∀｀*) (2018年5月28日 17時) (レス) id: c735a0a519 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐倉優衣 | 作成日時：2018年5月24日 15時
