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「う、そ…！」
「なっ…なんでぇ…勇太ぁ！」
乱歩さんの予想通り、勇太と呼ばれる男は亡くなっていた。
カーペットに血を流し、軽く固まっていることから、死後30分くらいだろうか。
そして彼の付近に、部屋のキーカードが置かれている。
『っ誰が…』
「あれ？お姉さん二人とも、怪我してるね」
突然現れたコナンくんが、お互い抱き合う女性に話しかけた。
って…
「こーらコナンくん！ご友人が亡くなったのよ！？」
「ごめんなさい蘭姉ちゃん…気になっちゃって…で、どうして？」
「え、あ…私は、猫飼ってるんだけど…懐いてくれなくて、いつも引っかかれるの…」
「私は、さっき階段から転がり落ちて…」
「え！？大丈夫なの！？」
「うん、平気…」
そう話す２人を片耳に入れつつ、晶子さんに声をかける。
『晶子さん…』
「亡くなってしまっては異能は使えないさ」
悔しそうに拳を握る彼女を見て、『ですよね』と、肩を落とした。
後ろから、軽く腕を引かれる。
「Aさん。あの人、本当に何者なんですか？」
『何者、ですか？』
「えぇ。」
引いたのは安室さんで、彼は怪しむように、帽子を胸元に当てる乱歩さんを見る。
恐らく、現場を見たわけでも無いのに殺人が起き、そして部屋まで当てた乱歩さんだ。確かに怪しむのは分かる。
でも
『…ははっ…これから分かりますよ。』
にやりと口角をあげた。
さて、乱歩さんが《超推理》を使ってくれればいいが…
「むぅ…」
先程から、彼に使う気がない。
まぁ、使うというのはもとより語弊があるけれど。
『あ、あの…？』
「まったく…態々任務だからと遠出して…休憩先で殺人なんて…あーぁ。なんかやる気出ない。」
「乱歩さん…」
苦笑を浮かべながら、晶子さんは乱歩さんを見る。
まさかそう来るとは…
「(おいおい…ほんとにこの人すげー人なのか？)」
コナンくんが、目を半目にして乱歩さんを見つめる。
どうしたものか。と悩んでいると、晶子さんに耳打ちをされた。
『え…それでいいんですか？』
「あぁ、これが効果的さ。さ、言っといで。」
トン…と、晶子さんに背中を押された。
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佐倉優衣(プロフ) - ゆいさん» あ、本当ですね！申し訳ありません！ご指摘ありがとうございます！ (2018年6月3日 15時) (
レス) id: c735a0a519 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 助っ席ではなく、助手席では？ (2018年6月3日 14時) (レス) id: a6574a601a (このIDを非表示/違反報告)
佐倉優衣(プロフ) - ユキナさん» 続きを考えて頂けるほど、深く考えて頂きありがとうございます！そうですね、入れたいとは思ってます( *´ ∀ `) (2018年5月28日 23時) (レス) id: c735a0a519 (このIDを非表示/違反報告)
ユキナ - 次の話辺り、戦闘が開始されますね…太宰VS中也…安室さんも恋沙汰には入るかもなぁ♪ (2018年5月28日 23時) (レス) id: 0f45599fe0 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉優衣(プロフ) - アオさん» ありがとうございます！！頑張ります！(ﾉ´∀｀*) (2018年5月28日 17時) (レス) id: c735a0a519 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐倉優衣 | 作成日時：2018年5月24日 15時
