妹短編集《ヒプノシスマイク》

有栖川帝統 誕生日 番外編 ページ39

貴女サイド


今日はお兄ちゃんの誕生日！
なにをあげればいいのか、、、今絶賛お悩み中です。
乱数さんに聞いたんだけど、、


＿＿＿＿_________
「乱数さん！お兄ちゃんの誕生日に何かプレゼントしたいんですけどなにがいいですかね？」

「う〜ん。帝統ならAちゃんからのプレゼントだったら大抵喜ぶと思うよ？」
￣￣￣￣￣￣￣￣￣

と言われました。
う〜んどうしたものか、、、

やっぱりこういうのは気持ちが大事だよね！
そうと決まれば！





帝統サイド

「ただいま〜」

家に帰ったら電気が付いていなかった。
あれ？今日Aいないんだっけ？

俺誕生日なのになぁ。

取り敢えずリビング行くか。


ドアを開けて入ると、

パンパーン

「えっ？」

「お誕生日おめでとう！お兄ちゃん！」

いきなり電気がついたと思ったら、クラッカーを鳴らすAが。

「びっくりした？今年はサプライズにしてみたの！」

嬉しそうに駆け寄ってくるA。
可愛すぎるな、うん。

「おぉ！めっちゃ嬉しい！ありがとうA！」

満足気に頷いたAは、そのあと恥ずかしそうに俯いて

「えっとね、じ、実はプレゼントがあるの」

と言って小さめの包装紙で包まれたものを俺に差し出した。

「マジか！開けていい？」
と聞くと黙って頷くA。

中には、御守りが入っていた。
黄色と青を基調とした可愛らしい御守りだ。

「え、えと、一応手作りなの。
お兄ちゃんが、ちゃんと賭けに勝てるようにって思って作ったんだよ。」

あぁ俺幸せ者だなぁ。
こんな可愛い妹からこんないいものもらってさ。

「おう！ありがとな！A！」

こんなんもらったら、次の賭けには勝つしかないな！






後日談

お兄ちゃんは無事次の賭けに勝って
2人でちょっといいお店にご飯を食べにいきました。
美味しかったです！







_________＿＿
お誕生日おめでとう！帝統くん！

足の力が抜けて立てなかったら ［ぬぬぬさんリク］ イケブクロ・ヨコハマ→←シブヤ・シンジュク

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