今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:3,163 hit
小｜中｜大｜
「面倒だ」
人里離れた森の奥、真夜中に心の底から気怠そうに呟いたその言葉は物音一つしないその場によく響いた。
＿＿＿女だった。
女にしては背が高く、細身ながらも引き締まった体をしている。
その女の後ろには十数体の骸が転がっている。
もちろん女は殺人をしていたわけではない。鬼を殺していたのだ。___鬼殺隊の剣士として。
しかし、間違っても「面倒だ」などと気怠げにこぼす場面では断じてない。
まして女は剣士と呼ぶには致命的に足りないものがある。それはもう足りないなどというそれではない。
女は無刀＿＿＿剣を持っていないのだ。
腰に帯びてもいなければ、手に持ってもいない。
誰がどう見ても背の高いただの女である。しかし後ろに転がっている骸は間違い無くこの女の所業だ。
そんな女はまた一言、面倒だ、とこぼすとあいも変わらず手ぶらでその場を去るために、ゆっくりと歩みを進める。
女の進む先には何があるのか、それはまだ誰も知る由もない。
なんて、前置きはこの辺で
これから始まるのは愉快痛快時代活劇♪
一人の女の成長の物語！
始まり始まり♪執筆状態：更新停止中
「面倒だ」人里離れた森の奥、真夜中に心の底から気怠そうに呟いたその言葉は物音一つしないその場によく響いた。
＿＿＿女だった。
女にしては背が高く、細身ながらも引き締まった体をしている。
その女の後ろには十数体の骸が転がっている。
もちろん女は殺人をしていたわけではない。鬼を殺していたのだ。___鬼殺隊の剣士として。
しかし、間違っても「面倒だ」などと気怠げにこぼす場面では断じてない。
まして女は剣士と呼ぶには致命的に足りないものがある。それはもう足りないなどというそれではない。
女は無刀＿＿＿剣を持っていないのだ。
腰に帯びてもいなければ、手に持ってもいない。
誰がどう見ても背の高いただの女である。しかし後ろに転がっている骸は間違い無くこの女の所業だ。
そんな女はまた一言、面倒だ、とこぼすとあいも変わらず手ぶらでその場を去るために、ゆっくりと歩みを進める。
女の進む先には何があるのか、それはまだ誰も知る由もない。
なんて、前置きはこの辺で
これから始まるのは愉快痛快時代活劇♪
一人の女の成長の物語！
始まり始まり♪執筆状態：更新停止中
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 5人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：声優2次元大好き！ | 作成日時：2020年6月25日 18時
