花のち晴れ__花より華へ__６

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翔「君は誰？Aの彼氏かなんか？」




一茶「いや。婚約者...だった」




翔「そう。振られたんだね。やっぱりAはまだ僕のことが好きなんだ。」



A「勝手に決めつけないで。」


昔のように優しく笑いかけられるが、目は笑ってない。


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愛梨「ねぇ、あのイケメンがAの元カレ？」


音「そう見たい...」




しばらくすると神楽木が来た




神楽木「...なんだこれ？大勢でAに告白してるのか？」


一茶「晴...」



翔「あれ？君って、神楽木家の子じゃないか。」



神楽木「...誰だお前。とにかく、Aに手を出そうとしてる奴は許さねぇ。こいつは俺のお母さんになるんだから！」




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『...え？』





A「なんのこと？」



神楽木「俺さ、心の準備出来たからいつでも結婚していいぞ！Aがお母さんなら大歓迎だ！」



愛梨「なんの話？」




少々緊迫だったこの状況が晴のおかげでいつも通りになったことに少しほっとした。


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