探しています【鬼滅の刃】

肆拾弐の型 ページ42

あたしは、その後来た柱に指示を出した。




隠「ひっ…海柱様っ…すみませんでしたぁぁっっ！！！！」


…あたし何かしたっけ？

まぁどうせ噂のせいだと思うけどね。


随分と怖がられてるなぁ…。



『…。隠さん。自分の身を守りたいなら、
自分の感情ぐらい隠さなきゃだよ。』


隠「ぇっ…？」

『感情を表に出しすぎると、いつか感情を無くすよ。』

私は素直過ぎた。

感情を表に出しすぎた。

天真爛漫な可愛い女の子だったのに。

皆に慕われるいい子だったのに。

いつも誰かの中心にいたのに。

だけど、皆の中心にいたせいで

辛い目にあって、感情を無くした。

隠「どういうことですか？」


『…ﾆｺｯ。』


『貴方は、私たちみたいになっちゃ駄目だよ？』

私や僕は素直過ぎたから。

感情を無くした。

貴方みたいに、感情豊かだったのに。




守れなくてごめんね。




後藤「おい、いくぞ。」


後藤さんだ。

礼をしてどこか行ってしまった。





？「A！！！！」


どうして貴方が？


近づかないでよ。









.








.









私、まだ忘れてないよ？









.








.









貴方の言葉が痛かった。









.








ねぇ。









.









.








伊黒さん。

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