妹じゃありませんよ。炎柱さん。【鬼滅の刃】

参拾捌 ページ38

悲鳴嶼「ﾋﾟｨﾕ〜」



『ﾌﾟｭｰ』



悲鳴嶼「南無…尺八は…楽しいな。」

『そうですね！』


まさかここで趣味が合う人がいるとは！



驚きだよね！



『あ！ねこちゃん！おいで〜！』




「ニャーン！」



名前は…？



『ご飯ちゃんか！可愛いね！』


「ミャーゥ」


この子は…


『こみちゃんか！点々模様が可愛いなぁ！』






悲鳴嶼「南無…。」



あ、もう一匹いた！


『きみは…！？』



『たきちゃんか！』






ん？



ご飯


こみ


たき





『炊き込みご飯！？』



え！？




『悲鳴嶼さんw炊き込みご飯好きなんですか？w』


悲鳴嶼「バレてしまったか…南無」


悲鳴嶼さんは、私を警戒してる。と思う。




私は悲鳴嶼さんの過去なんて知らない。


なにがあったのかも。

どうして鬼殺隊にいるのかも。





人には、人の事情がある。


それを、他人が土足で踏み込んではいけない。







尺八をもっと沢山吹きたかった。楽しみたかった。

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