妹じゃありませんよ。炎柱さん。【鬼滅の刃】

拾玖 ページ19

煉獄「炎の呼吸。壱の型。不知火」



『あ…に…ｯｯ』




危ない…



兄上と呼んでしまうところだった。





何故助けた？



あの時は何もしてくれなかったのに。




今助けたって何も変わらないのに。





煉獄「杏。あの女はどこだ。」

あの女…





私のフリをするアイツのことだろう


『知らない』



アイツは、鴉を回しても来なかった。






煉獄「杏は、時透少年と蝶屋敷に行け。」



『…心配など結構です。』





童磨「…ねぇ。なんで君たちは俺の邪魔ばかりするの？」



煉獄「『お前が鬼だからだ』」



『…。』煉獄「…。」

最悪。




ハモってしまった。




そんなとき…太陽がのぼろうとした。




そして鬼はあっという間に姿を消した。




逃がしてしまったのだ。




本気で逃げればあのスピード。




次アイツに会ったとき。





私は死んでしまうかもね。





力が違いすぎるから。

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