沼男は誰か？〜僕らの奇妙な日常〜

黒沼さんが血塗れでかえってきたｧｧｧｧ！ ページ6

藍美さんに引きずられそうな時
奥の赤い扉が開く音とがした
そちらを見ると
凄い怪我してる黒沼さんが走ってきた

黒沼さんは藍美さんを見ると青ざめたような
どう言うことだと言うような顔をしていた

黒沼「藍美さん！？いったいどうなってるんですか」

黒沼さんは凄く動揺してるな…
と言う思考を頭の角に置き
こいつらどうしよう…

春「無理無理無理無理無理無理」

ミミ「は………は………さっきの……人が…」

黒沼「お、おい！なにやってるんだ早く逃げろ」

ミミ「あれ？怪我してる？」

ミミ…まだ冷静に判断できたんだ…
すると藍美？さんは口を開いた

藍美？「あの、どうしたんですかそんなにあわてて…あれ？お客さん？今日はいっぱいお客さんがいらっしゃってるんですね馬久留はいったい…」

黒沼「藍美さん？なに言ってるんですか？
貴女が此処まで連れてきてくれたんでしょ」

黒沼さんは、凄く動揺している
そうか…この藍美？さんは僕らを家の中に
居れてくれた藍美さんじゃないから…

藍美「え？私のことを知ってるんですか？」

黒沼「え？馬久留さんの奥さんじゃないんですか」

藍美「あ！そうですけど…何処かでお会いしましたっけ？」

黒沼「何が起きてるんだ…誰か説明してくれ！」

とうとう黒沼さんの思考能力が限界を迎えたか？

春「知らん知らん無理無理無理無理知らん知らん(略)」

春は現実を逃避しミミは僕の後ろでガタガタ震えている。
唯一、平太さんは平常で居るが…

黒沼「おい！そこのジャージ姿の奴一体何が起きたか説明してくれ！」

平太「なんか、可愛い女の子だと思ったら触手が延びてきたぁ」

ミミ「こいつが外からやって来たの〜」(泣)

黒沼「何が起こってるんだよ！」

この場がカオスと化してるのは分かった
地獄絵図だな…

藍美「皆さん落ち着いてください大丈夫ですってどうしたんですか？
じゃあえっとお名前は…」

黒沼さんの方に顔を向ける

黒沼「えっと
黒沼会計事務所代表の黒沼 太陽です
こ、これを」

そう言って黒沼さんは血塗れの名刺を渡す

藍美「え？怪我されてるじゃないですか！
ちょっといったんこちらへダイニングの方へどうぞ
人では多い方が良いですし
太陽さんにも怪我治して手伝って欲しいんです」

そう独り言のように言いながら
るんるんと、ダイニングの方だろう
歩いていく

それに僕らもついていく
一人だけ引きずられているけど…

テーブルが豪華なテーブルが割れ…た？→←藍美さん？

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